NALUの変化 | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

前回の更新の時に少し触れたのだが、今日はNALUの事を書いてみたいと思う。

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実はNALUが発売されて直ぐに海で後輩とこんな会話をした。

俺 「NALU買った?」
後 「いえ、買ってません」
俺 「なんで?」
後 「なんでって、見たい記事が無かったから」
俺 「定期購読していないの?」
後 「本屋でパラパラと見て内容が良ければ買いますけど、今月は好きな記事が無かったんで」

後輩は根っからのロングボーダーで、俺と同様にショート系のボード・・・
いや、文化には全く興味を持たない男である。



そんな後輩の「好きな記事が無かった」の一言が頭に残りつつも、改めてNALUを読んでみると冒頭に今後の展望が書いてあった。
その文面には今後のNALUの方向性みたいな事が書いてあった。



俺の解釈では今後はロングボードには特化せずに、「サーフィンという遊びにスポットを当てる」という風に感じた。
簡単に言うとロングの事もこれまで同様に特集するけど、ショート等にもスポットを当てる・・・
こんな感じだろうか?



同様のスタンスでBLUEという雑誌があるが、これに近い感じになるのだろうか?
BLUEも悪くはないが、ロングボーダーとしては特集内容に物足りなさを感じ、俺は余り購入する事はない。
仮にNALUがBLUEの様なロングとショートの良い所取りをした様なマガジンになるのであれば、同様の物足りなさを感じる事になるだろう。



確かに、ロング一辺倒の特集ではネタにも限界があるだろうし、ライバル誌であるBLUEを意識した誌面作りも必要だと思う。
しかし、俺はNALUで育ったサーファーである・・・
NALUでロングボードの素晴らしを知り、レジェンドを知り、サーフィンの楽しを教えてもらった。
だからこそ、この結果には少々心残りである。



時代が新しい風を求めているから仕方が無い事なのだろうか?
ロングボードに特化しながらも新しいスタイルを見出す事は出来ないのだろうか?
この変化、NALUの歴史を創って来た歴代の編集長達はどう思っているのだろうか?



Keep Surfing!