おはようございます、そして会えないときのために、こんにちは、こんばんは^^

今回ご紹介しますは
個性的な作品を多数リリースした事で知られる
とあるレーベルから発表された
謎多きバンドからの一曲となります


ではでは


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-My Favorite Things-

#05

STILL LIFE

-People in Black-
1971/UK

 

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-音量にご注意いださい-

動画再生中に上記画像などをクリックすると再生が止まってしまいます

画像を開きたい方は右クリック後 "新しいタブで開く" をおすすめします
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ハモンド・オルガンを堪能出来るアルバムとして、また後述の通り、謎めいた存在に唯一作ということに併せ、Keefによるインパクトの強いジャケット、ヴァーティゴ・レーベルからの発売と、ある種の好事家達から人気が高い一枚です。ジャケット収集目的のコレクターズ・アイテムと思う方もいるとは思いますが、音そのものは素直に格好良く、ブリティッシュ感漂うオルガン・ロック好きなら、楽しんでいただけるのではないでしょうか。まぁ、古臭さは否めませんが、その時代感も楽しみの内だと思います。長らくメンバーが謎だったバンドとして有名で、多くの憶測・流言を呼び、中には『ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター』のメンバーが関与しているとのデマまであったそうですが、02年にドラマーの証言により、来歴やその他の情報が判明しました。興味のある方はこちらでどうぞ。前身バンドには、後にドイツにて『ネクター』を結成するロイ・アルブライトン(vo./Gt.)も参加していたようです。本アルバムは彼等が残した唯一作として知られますが、YouTubeを覗いてみますと彼等のTopicがたっており、しかも相当数のアルバムもUPされています。しかし、英語版wikiなどを参照してもその情報はなく、相も変わらずの謎っぷりだったりします。どうやらYouTubeにより自動生成されたTopicのようで、同名別バンドの情報がごちゃまぜ状態になってるようですね。

 

 

この混乱(?)のきっかけともいえるバンド名の"STILL LIFE"とは『静物』の意で、芸術分野において人物画、風景画と共に具象絵画の一つとなります。そして『静物画』には複数のカテゴリーが存在するのですが、当バンドに該当するのは『静物画』であると同時に『寓意画』と『宗教画』の要素を併せ持つ

 

ヴァニタス

 

だと思われます。何故ならば、本作のジャケットは縦開きの変形仕様となっており、展開しますと一面の花びらの下から空虚な『曝れ頭=されこうべ』が現れる仕組みになっているのですね。なるほど、バンド名を端的に表すと同時に、かなりのインパクトを与えてるのではないでしょうか。いささか中二的な気もしなくはないですが、コレクターズ・アイテムになるだけの力は持っていると思います。なお、展開後の画像については写真ということもあり、ショッキングに感じられる方もいるかと思いますので、念の為に本文最下部に貼り付けておきます。耐性のある方のみ、自己責任でお願いします。

 

wikiによると『ヴァニタス』は『カルペ・ディエム』や『メメント・モリ』と並ぶ、バロック期の精神を表す概念である。とのことですが、実を言うと、今の今まで『ヴァニタス』を確立した概念とは思ってもおらず、『メメント・モリ』をテーマとした静物画に付けられた、作品名としての認識しかなかったので、今回の記事を書くにあたり、ちょっと混乱してしまいました。


↓に貼り付けた動画は『山田五郎 オトナの教養講座』で『メメント・モリ』や『カルペ・ディエム』について、語られている動画です。ご興味の方はどうぞ。

このチャンネル自体、かなり有名なので御存知の方も多いと思いますが、かなりのおすすめのです。

 
 

ではでは

 

 

されこうべ登場まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画面中央、されこうべのおでこ付近に走る"折り目"消しがちょっと面倒でした…

よく見ると違和感ありますが勘弁してくださいw

 

ではでは