東京・神奈川の私立中学を受験する生徒さん(およびご家族)にとっては、いよいよあと10日となりましたね。もちろん今の段階で受験生活を振り返る余裕はないでしょうが、長く苦しい中学受験生活を良い形で締めくくれるよう頑張ってほしいものです。

 

我が家も1年前に同じ境遇でした。しびれるような感覚は今でも鮮明に覚えています。あと10日、やり残したことがあるのでもう少し時間が欲しいという気持ちと、早く終わって解放されたいという気持ちが交錯していました。

 

我が家では1月は小学校の授業を全て休み、とにかく慶應普通部の対策の時間に充てていました。直前期で重点的に取り組んでいたことは、早稲田アカデミーのNN教材です。ウチは4年生から日能研に通っていましたが、6年生の後半からは早稲田アカデミーのNNを併用していました。NNは試験で基準点を越えなければ受講することができず、息子は試験で一度落選しましたが、その後にリベンジを果たし受講資格を得ることができました。タイトルにも書きましたが、NNはホントに受講して良かったです。

 

NN慶応普通部を受講して良かった理由は以下のとおりです。

 

①教材が充実している

 

慶応普通部の問題形式、難易度、頻出範囲に対応した教材が充実しているため、学習計画の軸として活用できました。各教科で分野ごとに教材が揃っているので苦手分野の克服にも大いに役立ちました。特に慶応普通部の特色である理科の生物・植物分野については非常に研究されています。

 

②そっくり模試で自分の立ち位置がわかる

 

慶應普通部や中等部を受験するにあたって、少し困ったのが「合格最低点がわからない」という点です。合格最低点を公表している学校であれば、過去問を解いて「合格圏内」とか「あと〇点」といった感触がわかりますが、普通部・中等部はそれがわかりません。その点において、NN慶応普通部の模試では目安ではあるものの、全体の中での立ち位置がわかるのが良かったです。「模試の結果で一喜一憂するな」と言われたりしますが、ウチでは思いっきり一喜一憂してました。直前に実施された1月のそっくり模試(5番勝負だったかん?)では合格圏内で浮かれたり、圏外で沈んだりしてメンタルがやられそうでした。

 

③保護者向けの説明会が充実している

 

慶應普通部、慶応中等部はともに試験だけでなく、面接と体育実技なるプログラムがあります。特に体育実技って何すんねん?って感じですが、NN慶応普通部の保護者向けの説明会では「実際こんなことやってます」的な動画の紹介も織り交ぜて細かく説明してくれました。これはとても助かりました。慶応普通部だけでなく、中等部やSFCについても詳しく説明してくれます。また、受験生の倍率動向や科目別の対策の説明など、早稲田アカデミーの中でも慶応普通部の担当の先生方が熱心に話してくれて参考になりました。ただ、説明会にはたくさんの父母が来場されるので、「こりゃ倍率高いな」と弱気になったりしました。

 

 

まぁ中学受験界隈では有名な早稲田アカデミーのNNクラスですが、日能研生の親としても強くおすすめしたいです。他塾生であっても本当に丁寧に指導してくれますよ。

 

何かご質問とかあればコメントいただければお答えできる範囲で回答いたします。

 

続く。