2023年の中学受験も終盤ですね。1月の半ばに大宮近辺で多くの受験生親子を見かけて以来、たくさんのブログで今年の受験に挑まれたご家庭のドラマを拝見しておりました。特に2月に突入してからは自らの投稿は控え、お気に入りに登録したブログを日々チェックしては胸を熱くしておりました。

すでに受験生活を終えられたご家庭の皆さま、本当にお疲れ様でした。

 

さて、今回は「付属校か進学校か」というテーマについて書いていこうと思います。中学受験に臨まれる多くのご家庭でも1度は考えたことがあるテーマではないでしょうか。毎度のことですがただの私感です。

 

我が家は娘と息子の二人姉弟でそれぞれ中学受験を経験しました。以前の記事にも書きましたが、娘は大学受験を前提とした学校に進み、息子は大学付属校に入学しています。子供が中学受験のために日能研に通い始めた頃から娘(上の子)の受験が終わるまでは、私としては進学校一択という考えでした。私の経験から中学受験と同じように大学受験で得られる知識や経験がその後の人生においてとても大きな影響があると考えていたからです。息子が大学付属校に進学した今でも基本的には同じ考えです。

それでも息子を大学付属校に進学させたのは、もちろん第一には本人が志望した学校だったからですが、自分の中では「守りに入った」という認識が強いです。あまり言いたくない表現ですが、息子が6年後に大学受験で良いゴールを迎えられるイメージが持てなかったということですね。上述の「大学受験で得られる知識や経験」を犠牲にして安心感を選んだわけです。

 

それが正しかったかどうかは今はわかりませんし、将来も判断しようがないと思いますが、たまーに「やっぱり大学受験は経験しといた方がよかったかな」と考えることもあります。そしてそんな時に課題とかを怠けてる息子を見ると「しっかりやれ」と喝を入れたりしています。付属校だからってあまりにもノンビリ過ごしてると留年の危機もありますし、何より大学受験を控える娘にとって悪影響になりかねません。(横で楽してる弟を見るとつられてしまうから)

 

中学受験が終わっても親の悩みは尽きませんが、進学校に進んだ娘も、付属校を選んだ息子も充実した中学・高校時代を過ごしてほしいというのが一番の願いです。