LED電球が見守る家族の歴史 | ツノダ姉妹 女の人生フルコース

LED電球が見守る家族の歴史

世のブームには何でも積極的に乗っかっていくツノダ姉妹としては、この夏の節電にかける鼻息も既にヒートアップしております。前回紹介した究極のエコ服・アッパッパーの準備も既に万端、昨年からツノダ妹が始めていた“緑のカーテン・ベランダのゴーヤ栽培運動”を、今年はツノダ姉宅、そして、会社のベランダと3箇所に拡大しました。

しかし、アッパッパーやゴーヤ栽培というのは、直接的な節電ではありません。少しでも涼しく→エアコン使用減→節電と、やや間接的な節電対策です。やるなら、徹底的にガツガツと追求していく、我が姉妹にしては手ぬるい感が否めません。

で、今まで高価格のために躊躇していたLED電球化にいよいよ踏み切ることを決意しました!
LED電球、普通に使っていたら20年近く持つというではありませんか!取り替える際、気持ちが高ぶって思わず日付をマジックで書いてしまいました。

$ツノダ姉妹 女の人生フルコース

20年といったら長生きのネコ並みの寿命です。
ツノダ家でも昔ネコを飼っておりまして、19年近く長生きしてくれました。そのネコは姉妹が中学生の時に我が家にやってきて以来、両親の離婚による引越しに始まり、姉妹大学生時代の二人暮らし、晩年はツノダ母宅と、家族に付き添いずっと見守ってくれていました。20年という時間は、家族にという単位からみれば、歴史抒情詩ができるほどの長さなのです。

このLED電球クンは寿命が尽きるまで、私たち家族を天井から見下ろし続けてくれるはずです。
ツノダ妹の3歳の息子は恐ろしいことに成人し、ツノダ姉の息子は30歳手前となり運が良ければ結婚して子持ちでもいい年頃で、ツノダ姉は孫を抱いているかも知れないのです。そして、私たち姉妹自身がそれまでどんな流転の日々を過ごすのか・・・(ひぃぃぃ)

いつか、このLED電球を取り替える時、この日付を見ながら
「あ、2011年って書いてある!そういえば、本当に大変な1年だったね・・・」
と、家族みんなで元気にワイワイと笑顔で思い出話ができるような未来が来ることを願いながら、我が姉妹宅のLED電球は灯りだしたのでした。