随分と放ったらかし状態のテムジンリベリオンのソリッドティップチューンの続き。このまま放置してた。

 接続部の補強加工はソリッドティップチューンの場合必ず施す。スピンロッドは接続部の径が細いので補強部はカーボンロービングでなるべく小さくする。なぜかと言うと基本裂け防止のため。ベイトロッドは径が太いので応力が発生してる時の1点集中を防ぎ力をスムーズにベリーに流す為にカーボンメッシュクロスホースで補強部は長めにする。

 乾燥後は収縮チューブを剥がし余分なカーボンは切り落とし耐水ペーパーで600→1000→2000と順に研磨するとだいたいこんな感じになる。
 独自の接続法とこの補強を施したロッドでこの部分が折れた事はまだ無い。これが唯一の自慢だし当然だが自信がある。
 この後クリアー塗装してガイド組付けに移るという流れ。
 もう一つ同時に作業してたのがこのロッド。接続部のインナーパイプの径をカーボンテープでかさ増しし本日接続。
 この部分が接続部なのだがこのロッドの場合はベリー部なのでカーボンクロスメッシュホースの厚い番手のものでシッカリと補強する予定。と言ってもガチガチになるわけじゃない。しっかりベンドもする。
 さてこの後盆休みまで作業中止かな。まぁ慌てることも無くゆっくりと乾燥できるので良しとしますか。