ヴァンピアーズ (1) (サンデーGXコミックス)

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百合度:
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人物:
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内容:
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総合評価:
★★★★★★★☆☆☆

ストレッチのアキリ先生の新作。

祖母の教えに従い、自分の心を奪う存在が現れるのを信じて、色恋沙汰には無縁だった主人公の一花(表紙右)が、祖母の葬儀の場で出会ったアリア(表紙左)に一目で惹かれてしまうところから始まる物語。タイトルや表紙絵からも分かるようにアリアは吸血鬼です。(本人は吸血鬼と呼ばれるのは嫌っているようです。)

アリアは一花の家で何かを探していて、一花も手伝うことになりますが、結界の中から出てきたのは吸血鬼を殺せる剣。その剣でアリアを殺すように言われた一花はアリアを好きになっていたので拒絶、剣を結界の中に戻してしまいます。アリアは一度姿を消すものの、すぐに戻ってきて長期戦覚悟で同居することになります。

吸血鬼の設定としては、デイウォーカーで鏡、にんにく、十字架は特に問題なし、吸血されると気持ち良いなど、「制服のヴァンピレスロード」に近いでしょうか。吸血鬼化の条件がまだ分かりませんが、血を吸うだけではならないそうです。

アリアが死にたがっている理由としては、本人が言っている通り、大切になった人達がいなくなってしまうことに疲れた、ということで間違いないでしょうね。寿命が違う人との関係では定番の話ではありますが、吸血鬼化することも出来るらしいのに、これまでアリアと一緒に生きる選択をしてくれた人はいなかったのでしょうか。

この物語の行き先としては、一花がアリアと共に生きる決心をして吸血鬼化するまで、が最有力候補かなと予想していますが、個人的には吸血鬼になってからの2人の生活も見れたら嬉しいですね。

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