月が綺麗ですね3 (百合姫コミックス)
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百合度：
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人物：
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内容：
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総合評価：
★★★★★★★★★☆
同性婚が許された獣耳のある人達の国が舞台。仟年堂という薬屋の女主人東雲千里と大金持ちの家に産まれたお嬢様である春日ちる（表紙右）の２人の結婚生活が主な内容。ちるには幼い頃からずっと一緒にいる月ヶ瀬カヨ（表紙左）という侍女がおり、彼女も一緒に暮らしています。
これまでカヨはちるのことを好きなのではないか、と考えていたのですが、それはどうやら違ったようで、今回カヨは夏目鈴という文学を学んでいる学生に一目惚れします。その話の中で、誰とでも直ぐに仲良くなってしまうお嬢様に紹介するのを躊躇ったせいで、カヨの異変に気が付き、悩みがあると勘違いしたちると、ちょっとした喧嘩にもなってしまいます。結果的にはちゃんと紹介することが出来ますが、その後がどうなるかは今後のお楽しみです。
今回もう１つの大きな話が、千里の妹である百（もも）の話。百は怪我をしても心配させないように誰にも言わないような性格でしたが、担任？の日和先生に「私には我慢しないで言ってね」と言われたのが切欠か、先生のことを好きになってしまいます。初めはただの憧れにも見えたのですが、百なりの将来像があり、先生に対してそれが誰とは言わずに、好きな人がいて、その人は大人だから、自分もその人に相応しい大人になって、お嫁さんになってくださいって伝えたいと言っています。その言葉には力があり、日和先生が周囲に流されてしようとしていたお見合いを断る決意をさせるぐらいには影響力がありました。おねロリ百合も描いている伊藤ハチ先生なので、こちらも先が気になりますね。
メインの2人は相変わらずで、ちるは未だに夫婦の初夜のことを同じ部屋で一緒寝る初めの日と認識しています。この2人の関係はどういう切欠で前に進むことになるのでしょうね・・・。
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