GW中にやらなければならないこと 小さな会社でも「就業規則」変更

なぜか、やることいっぱい😆
家事や、やりたい趣味も含めて

ですが、今日やっておかねばならいのが、こいつ



就業規則の変更

なぜ、変更かというと!


TVのニュースでは、ちらっとしかでてない「中小でも残業代50%」アップが4月から適用になったからです。 


ですので5月からお給料で支払いなんて会社もあるのではないですかね。

 

今までは大企業のみ対象だったものが、中小も「2023年4月からよろしく」みたいな。感じで決まったわけです。


中小といっても、中規模の会社ならわかるんですが、1人、2人の会社とも呼んでいいのかわからない会社も適用です(就業規則の届出義務は10人以上ですが)。 

 

アルバイトさんが1人いたりすると就業規則など必要ですからね。
 

労働時間は、原則1日8時間労働が上限です。
超過すると「法定外勤務で今までは基本給(時間)の+25%」払わなければいけません。


それが4月から+50%になったわけです。

変更した就業規則例

 


対象は月60時間以上

支払う側としては頭いたいですね。

 

なぜ! 頭いたいかというと、、政府の想像とは違い無理やりの残業ではなく。
小会社には「わけがあって稼ぎたいから~もっと仕事まわしてください」的な優秀な人がします。

 

そんな訳あり者がたくさんいるのですよね。。、、、特に中高年
 

 


深夜だと75%増し

さらに深夜労働だと+25%割り増しなので、50%+25%=75%割り増しの支払いです。 ここでいう深夜とは一般的な勤務時間の方だと、22時~翌5時ですね。

結構、ITや運送、決算前の会計課だと あるあるな時間ですよね。

しかも※休日出勤(※会社が定める「所定休日」の場合)だと さらに+35%、、、もう考えたくないですね。。
 

訴訟が増えますね

本来、残業は「会社の命令があって初めてできるもの」です。
ところが裁判では、従業員が勝手に残業している場合でも注意しないと「残業を黙認している」と判断されています。

これからは大企業の管理職だけでなく中小の管理職でも、「帰れ!帰れ! 仕事するな!」というのが日常になりそうですな😅

 

 

  フリーランス & 仕事を選ぶ 時代

急ぎや大量受注の仕事

月60時間以上労働の人が「残業+休日出勤」して頑張らないと終わらないみたいな突貫作業、、、そんな急ぎや量の多い仕事は、、今の雇用体系では、もう無理でしょうね。 
 

大企業が残業代を50%にできたのは、その分 中小の会社にしわ寄せをしていたからですからね。

中小も大企業と同じ残業条件に4月からなったわけですから、急ぎの仕事や仕事量が増えるような場合には対応できない状況に既になってます。

大手から中小への発注単価を2倍にアップしても、中小は結局赤字になりますからね(給料は社会保険などとも連動しているので)。

 

大手企業でも、やりくりができなかった、いい例が、身近になります。

大きな郵便局にある夜間窓口は21時までに変更になっています。


24時間空いている郵便局は日本にもう存在しません。


さらに、このGWには郵便局のATMも稼働させません
 


60時間って1日2時間45分 残業すると超えてしまうので、毎日20時30分過ぎまで会社いるような人ですから、、、すぐ超えてしまう感覚ですよね。


大企業を支えていた小さな会社も、今の受注単価が少し上がるくらいでは、


従業員やアルバイトに残業はだせさせなくなりますから、急ぎやキャパオーバーの仕事は、  


社長が自分一人で、夜なべしてできるくらいの仕事量まででしょうね。 


 中小の社長の業務に「急ぎのつらい仕事」が加わりそうです。



 一人でできない「仕事」は断りましょう


STEP1.小さい会社の社長と個人事業主は、このままでは過労死。。。


STEP2.受注単価が上がる。もしくは 仕事を断る


STEP3.商品数がすくないので 物の値段がますます上がる

 

そして、みんな貧乏になるというような、小学生でも予測つく展開。。。が待っていそうです。

国会こそAI化して、明るい未来のために、最適な法律を施行してほしいものです。