読書端末のてんまつ | 覆面の読書人

読書端末のてんまつ

端末の顛末ってのが、笑っていただくところでございます。
えー、さてェ。
 ソニーのリブリエや松下のΣBOOKなんてイマドキの読書端末は苦戦http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0411/09/news006.htmlしているようです。
今年2004年の春。ビックサイトで行われたブックフェアでデモをやっていたのを覆面の読書人とその仲間たちも拝見しました。
そのときは説明員諸氏諸嬢の意気はそりゃあ軒昂たるモノでした。まるで、それこそ明日にも日本中の本読みがリブリエを手にしているような勢いでした。

そんなことには絶対にならない。

と、私を含めてその場の見学者は分かっていたので、まあ、スベることスベること。

 それにしても思い出されますのはNECデジタルブックという先駆的な読書端末です。

 ●本電気が忘れるとイケマセンので書いておきますが、その昔15年近くムカシ。NECデジタルブックという読書端末がリリースされたことがありました。当時、98ユーザだった私は買いましたよ。なけなしのボーナスから安くない金額だした記憶があります。ハードと一緒に購入したコンテンツはハヤカワ文庫の『シャーロック・ホームズの冒険』(大久保訳)。完訳ではなくて数編を抜き出したダイジェストでした。ほかに2,3点。1ヶ月ほど使い倒しました。

でもね。ダメダメなシロモノでした。
読むという行為にハードスペックがついてきていないのもさることながら、結局タイトル数がちっとも増えなかったのです。
私はホームズ物語全話がリリースされる日を夢見ていたのですが、そんな日はついぞ来やがりませんでした。
私に押されたのは本を買わずにガラクタにお金を掛けたウカツモノという烙印でした。

いま、私はPDAを読書端末にしています。結構読めますし、読書用に新たなハードを増やすわけでもないし、第一自分で性能や使い勝手に納得していますから。