故・司馬遼太郎さんの「以下、無用のことながら」より、
著作権の事もあるので、かいつまんで書くと、
p.268
悪人とは、現代で言うところの、
「法律を犯した人間」の意味では無く、
肉体・頭脳・精神的に極めて優れた人 ≒ 善人、
これに対して、
「亜」→ 少し不足してる人 ≒ 悪人、
という解釈が正しいらしい。
で、Amita_阿弥陀如来は、
善人にしろ悪人にしろ、残さず浄土に連れていく・・
それに対し感謝の言葉、「南無阿弥陀仏」
( 全ては Amita に帰依、帰着する )
を唱えよ・・との事らしい。
南無帰依仏
南無帰依法
南無帰依僧
すべては仏に、法に、僧に帰依 ( 帰着 ) する
・・・という言葉もある。

で、「救済」とか「救われる」と書かれる事が多いが、
それはややキリスト教的な考え方で、
仏教的には「正機」→ 自立、自らの足で立って自己解決・・
現世においては、こちらの意味合いの方が正しいらしい。
仮に「救い」があるとしても、
それは死んだ後の話だよ・・・的な意味合い。


以下、無用のことながら (文春文庫)/司馬 遼太郎

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