一年目
・ 鍬クワが弾かれる粘土質の岩の様な灰色の田土。
 絶望感しか無かった。
 古い田土と言えば、焼き物の世界では理想とされる土のひとつ。
 つまり、夏の熱射でガチッと焼き固まってしまうのだ。

二年目
・ 落ち葉を地中深く埋める等して土壌改良。
 土の色はやや黄土色といった感じ。
 紫蘇シソ位しか満足に育たず
 挫折感一杯に終わる。

三年目
・ 市が提供するバーク堆肥の情報を聞き付け、
 通路に畑にと、「これでもかっ」と投入しまくった。
 と言っても、木片なので鍬クワを入れようにも
 木片が邪魔をする。
 実に難渋した。

四年目
・ 三年目と、さして変わらず。
 モミガラの無料提供も受け、これも投入。
 ただし畑土に入れられるのは、
 よくて全体の一割程度だ。それ以上だと、
 生育不良を招く。

五年目
・ いちいち外から炭素資材を持ち込むのは
 時間と手間が大き過ぎると判断。
 耕作放棄地で試される「麦」播種を試行。
 麦を植えたはいいが、伸びきるまで手出しできず、
 収穫激減の年となった。

六年目
・ 今年に入り、麦稈( ばっかん )むぎわらを回収。
 バーク堆肥は土となって、ほぼ消失し、
 麦は多量の炭素資材と化した。
 そして、6年目にしてようやく
 理想的な「黒土を得た。
 近頃は、蚊が発生する前にと
 頑張って農作業ばかり行っていた。
 各部の筋肉痛が止まらない。
 疲れたので写真は後日





現代農業 2009年 10月号 [雑誌]/著者不明

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この雑誌の、
炭素循環農法、( たんじゅん農法 ) の記事。
それもたった数ページの
簡単な解説しか無かった。

これが全ての始まりであった。