自省録。


自省録 (岩波文庫)/マルクスアウレーリウス
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第16代・ローマ皇帝の手記。



興味深かった点


・ 皇帝という頂点の立場から、
  人・人生・社会・その他を見ると、
  どの様に目に映るものなのかが窺ウカガい知れて
  なかなかに興味深い。
  ( 彼我を見ての、悲しみや慈愛に満ちた文章も数多い。 )

・ 原題に、~自分自身のために~ と有るように、
  未来の自分のために書いた文章であるので、
  余計な体裁や見栄も無く、
  透徹した結論のみを書き付けている。
  また、余計な説明が無くて、読んでいて心地良い。

・ 仏教的な「 老病死苦 」 についての文章も散見され、
  歳老いるごとに深まる、悩みにも似た恐れを、
  どう跳ねのけてきたのかが窺い知れる。
  また、内省の大切さも理解できた。

・ 皇帝という立場に有っても、
  ひたむきに誠実に事にあたり続ける事は、
  時には愚直に見られ、
  嘲笑チョウショウの対象ともされた形跡が有るが、
  それを恐れてはいけないと自らに戒めている様である。

・ 仮に、「哲学者が皇帝になったとしたら ?」
   という仮定から考えても面白く読めた。



  
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