辞表の出る理由(わけ)―一身上の都合により… 社員と社長の往復書簡集/著者不明
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( 2011.12月現在 )


福岡ベンチャーシステム研究会の、
社員と社長の往復書簡集。


辞表の出る理由。にっかん書院

典型例と言うか、
読んでて 「・・よく有る話だな・・。」 と思った点を挙げてみると・・


・ 「 多忙等の理由で、判断が甘くなる・・ 云々」 
 これが言い訳にすらならないのが、理解できていない人も見られ、
 簿記の初学者でも知っていそうな、
 貸借対照表の読み込み不足→ 当座資産の不足、
 借入金の利息払いからの資金ショート等のミスも見られる。


・ 利益追求という点で、何を為し、どう売るか ?  どう利幅を増すか ?
  という根源的な、基礎レベルの問題すら、
 平素からイマイチ、追求しきれていない人とか、
 「大企業に比べてウチは・・。」とか、「この不景気で・・。」だとかの言葉で締めくくり、
 もう諦めちゃってる感じの人も見られる。
 また、
 経営方針や将来目標などを、社員に出させて相互確認してる輩も居る。
 ( 互いに、経営数値という共通言語で話す機会が少ない。 )
 ゆえに、
 トップ~幹部が、logic 論理を突き詰めて語らないので、その部下達も 同質化し、
 感情論的な話や愚痴話に終始してる書簡も見られる。
 ( 魚は頭から腐る。 ---  ロシアの諺 )


・ 後継者育成や幹部登用問題など、普段から望ましい人材とは何なのか、
  突き詰めて考えた上で、よく伝えて無いので、
  部下たちの持つベクトル ( 志向性や、能力伸長 ) も、てんで バラバラとなり、
  人事も チグハグしがちで、ライバル社や新興の社より、
  総力が年々、劣り続けている社も見られる。


・ 気分屋の社長も混じっており、その場の感情から意味無く方針転換するなどし、
  経営に不向きな人間も見られる。
  で、部下も 先を読まずに、「エイヤッ !」 と着手しがちで、
  「 悪い所ばかり真似 」 する様になっている。


・ せっかくの研究会ではあるが、懇親会や忘年会程度のレベルに留まり、
  企業同士が連携して新たな試験的な事業をするなどの、
  先進的な会とは違って、時間と金銭と労力を失ってるだけに終わっている。