江戸商人・成功の法則八十手 (PHP文庫)/羽生 道英
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繰り返し読んでみたくなる書。

八十名もの豪商たちのエピソードが書かれています。
これらの商人や、現代の商人にも多く共通している事を挙げてみると・・


・ ごまかしや嘘は信用を落とす事と考え、正直第一で評判を高める。 

・ 酒樽から一滴ずつ漏れていくかの様な、日々の細かな無駄やコストカットに関しては、
  どの商人も厳しい目を光らせている。

・ 早朝の散歩をする振りをして、
 どの商家が朝早くから早起きし、勉励 ( 努力 ) してるのかを見届けてから、
  商品を多く卸したり、逆に手切れとするのかを決定する・・ 等々、
  常日頃から、楽をして儲けようとする商家を見極めて縁切りしようと、努力している。

・ 昔の苦労を忘れず健康を維持するために、ボロを身にまとい、
 下男の様に田畑を耕す豪商や、
 大晦日に店の者は徹夜で頑張ってるので、自分だけ楽に寝ててはいけないと、
 自宅に居るのに起きている豪商・・等々、
 言葉では無く、日々の心掛けを、体でもって刻み続けている。

・ や自堕落な生活に溺れて赤貧となるも、
  恩人の知事から額を蹴りつけられて発奮、それからは苦を厭わず豪商に・・
  ( 苦は楽の種 )

・・・ といったところです。