原発問題の専門家。御年 68才。
よく例に挙げられる、チェルノブイリの甲状腺癌だが、
今現在も、成人となった人々が癌となり、統計から漏れてる指摘が見られる。
また、白血病の事にも触れている。
さらに、奇形児の問題も有る。
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最も恐ろしいのは、死の灰(放射性物質)を吸い込んでの、
体内被曝である。
(動画 1時間10分頃より)
死の灰が1メートルの距離に有るケースと、吸い込んで肺に入った場合では、
危険度が、一兆倍にも跳ね上がる。
放射性物質だが、
消化器官だと三日もすれば出てくるという話は有るが、
肺に吸い込んで吸着し癌化する話も出てくる。
焼肉用の牛の肺は、ネットで購入可能だが、
呼吸するたびに肺に放射性物質を溜め込む訳だから、買わない方が良いだろう。
( 野菜などは、よく洗う必要が有るとの事。
青物の業務用カット野菜などは、水洗されてから袋詰めされる事が有る。)
人間もそうだが、卵子等への、生物濃縮についても触れている。
(つまり奇形児の問題。新幹線の下り列車などが、
関西に疎開する人々で満杯になったのは記憶に新しい。)
ただ幸いな事に、各地の線量の計測結果は下がってきている模様。
もちろん、配線系統など、ズタズタなままで、
放射能汚染のため、作業もままならない状況であり、
まだまだ予断を許さない状況である。
東電への追求がヌルイのでは無いかという話だが、
パニックによる二次被害、風評被害の拡大、
政治不信による国会空転、東電再建の遅滞→ 国税投入額の増大。・・etc.
といったような事態(ドミノ現象)を避けたいのは、理解できなくも無いが、
今回の情報操作、隠蔽の具合を見るに、
東電の持つ、マスコミ、経済界、政界への影響力が、
いかに強力なのか、実によく分かった。
さすがに通産省もとい、経産省の天下り先である。
原子炉時限爆弾/広瀬 隆

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今回の多重事故を予見してた書。