e-マーケットプレイス

生産者と購買者が、直接ネット上で取引するシステム。



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 元々、商人は生産者と消費者の間をつなぐ役割りを担ってきた。
問屋が目利きをして、良品を選別し、情報を伝える役目も担ってきた。



 今や日本は、「世界一」と言われる人件費の影響も有ろうか、
プロの仕入れ担当(バイヤー)も、売れる商品を探し出すために、
e-マーケットプレイス を活用する例もあると言う。

 確かに、現地に出向かず、サンプルを取り寄せ、e-mailで問い合わせれば、
効率的に「手間と金」をかけずに済むと言えよう。
だが、何か釈然としないモノも感じる。



 商品の品質、数量確保の他に、
「生産者の真面目さ(継続性)」とか、「人間性が本物」なのか、
「健康状態や後継者」はどうなのか、「経済状態や、借金(金づかい)」はどうなのか、
「生産地の状況」はどうなのか、「生産計画は大丈夫」なのか、
「どれだけ経験を重ねてきたのだろうか」、

・・・そんな事が重要だったりする。








企業間取引におけるオープンな取引基盤の有効性―eマーケットプレイスとWebサービスの相互活用のフレームワークの構築/柳田 義継

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