元々、公務員は、天皇直属の側近であり、
その上、「経済的利潤追求が目的ではなく、公共の福祉のために・・・」
(↑つまり、採算度外視で、行政サービスを行う)
という金科玉条があるために、
不採算部門を閉じたり、クビを切るなどの行為が、
原則として「無い」世界なのだ。
(しかし、自然減で人員調整は し続けている。)

 そして そのぬるま湯体質を利用して、
私腹を肥やしたり、談合したり、
無茶苦茶な理由の「特別手当て」で儲けたり、
赤字垂れ流しの巨大施設を造って赤字運営したり、
使い切り予算により、予算を使い切らないと次年度の予算が減らされるので
「大名旅行」まで、やらかしたり、
ありとあらゆる悪を繰り返し行い、
いまだに報道され続けている。



 先だって提出された「公務員改革」の骨子も、
県・国会議員達の神輿を担いでるのが、旗本気取りの官僚や県会議員、
また、公務員関連の組織であるために、
徹底的に骨抜きにされる事だろう。

「権腐十年」(十年同じ体制だと、かならず権力は腐る)という言葉も有る。

              ◆

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