ちょっと気になったのでメモ・・・


                  ◆



某業界において、
諸問題が発生しても、
先輩や上司に報告しない事が有ると言う。

それはつまり、
問題報告の数が増えれば増えるほど、
報告者に対して、考課者への心証が悪くなると言うのだ。

具体的に書くと、
『あれは、欠点が多いのではないか ?』、
『独力で処理する能力の欠如が見られる。』
などとして人事考課がマイナスと見られかねないと言う。

・・・ヒヤリハット事例では無いが、
 問題というのは、小さな内に対処しておけば、
 修正が効く事が多いのだが・・


上記の空気に満ちた職場では、
本来、共同して事にあたらねばならない事柄や、
より良き知恵を得るべき事案に対しても、
個人の裁量に任せてしまい、
ごまかしが巧みな人間、
他者に問題を押し付ける事に優れた者だけが生き残り、
何か問題が生じても、
普段から深く問題を考えてないから、
通りいっぺんの 対処のみで、事を済ませてしまう。

そして いわゆる、『事無かれ主義』⇒『大企業病』が 蔓延してしまう。



                  ◆


現場の人間からは、対処能力の向上など、
自己の研鑚や、能力の向上に時間を割きたいという、
前向きで、建設的な意見も聞かれるのだが、
第三者の人達に実情を見てもらい、意見を求めても、
知恵不足を露呈したく無いのと、
言質を取られるのを怖れて、
「・・この忙しい御時世で、何言ってんの。」
「・・みんな、人手不足だけど何とか乗り切ってるのよ。」
などと、なかなか建設的な意見が出てこない。



                  ◆



また、相互評価制の場合、
「 冷静に他者を見て自己の欠点を精密に気付く・・」
などの利点は有るだろうが、
弊害として挙げられる例として、


仮に、下記のように思う人間たちで構成された、
A グループの意見・・・
「俺は、仕事振りとして、他者に劣ってるのは間違い無い・・」
「俺には家族も有るし、金も足りない。評価を下げる訳にはいかん。」
「何が、相互評価制だ。くだらん。」
 などの意見で、
 他者への点数は 低目に、カラく厳しく付ける事で、
 自分の評価が上がるよう画策する。



他方、その他善良な Bグループは、
 「・・先輩グループににらまれたく無いから、
  低目の自己評価にしておくか。」
 「ホントは、色々と職場に問題が有ったけど、それをチクると、
  先輩たちの手抜きぶりが、浮き彫りになるしな・・」


こうして、優秀な人間ほど 仕事に嫌気がさしていき、
まともな意見ほど 封殺されていく。




                  ◆

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