ふきのとうです。
葉を一枚噛んでみると、フキ独特の味がします。
植物の芽吹き具合を見ると、今年の春は、ちょっと寒い方かなと思ってます。
過去に、冷夏のために、みかんが全滅した地域が有りました。
今後のニュースが 気になるところです。
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春の味という事で、いわゆる ふき味噌を作ってみました。
【 材料 】
ふきのとう 一個
豆味噌 大さじ二~三杯位 (好みに応じて加減)
砂糖適量 (好みに応じて、少しずつ加える)
【 副材料 】 ( 無くても可 )
山椒 ( さんしょ )粉 適量
ショウガ ごく少量 ( 好みで調節 )
牛そぼろ
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まずは、
ふきのとう一個を水洗いし、おおまかにちぎった後に、
500 cc 程の、50度くらいの湯につけてアク出しします。
たまに、白い花弁の部分をかじってみて、
かすかに渋味が残る程度になったら、お湯から引き上げます。
次に、軽く振って水切りし、
葉も茎も花弁も、全てみじん切りにした後、
油で炒めて水分を飛ばし、
ここに味噌を 大さじ三杯ほど加えて、練り上げます。
山椒粉が有れば、若干加えると、更に風味が立ちます。
↑※ 花弁からは、日本酒やワインで言うところの、
「花粉の風味」が、抽出されます。
ふきの渋味を生かす料理なので、渋味の強い赤味噌(麦味噌)は適しません。
私は、だし入り信州味噌(大豆味噌)を使用しました。
味噌が焼けて香ばしい香りが出てきたら、
お好みで砂糖を加えます。
甘味は個人の好みですので、徐々に加えるのがコツです。
【蛇足】
好みで、牛そぼろを加えると、更に味が深くなります。
また、
牛肉と豚肉を合わせると旨味が増すという説が有ります。
豚肉と、エビを合わせる例も有りまして、
獣肉と魚肉を混ぜるのは、中華独特の技法との事です。
中華の麻婆豆腐では、サクサク感が出るまで、
つまり、水分が飛んで白濁感が無くなるまで 炒めるのがコツとされています。
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おかゆや お結び、田楽などにも合いますが、
今回、私は素うどんに乗せ、一気に食してしまいました。
麺の味がストレートに伝わります。
о(ж>▽<)y ☆ Good taste.

