「信じられないミス」はなぜ起こる―ヒューマン・ファクターの分析 (中災防新書 (004))/黒田 勲

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第一版・第一刷p.167では、
航空事故の心理要因を、
パーセンテージの高い順に、十項目書かれている。
また、国鉄労研のデータも、同様にパーセンテージ順に、
事故原因が書かれていた。


実際には、注意不足よりも、一点集中からのミスの方が、
五倍も件数が高く、
事故原因の一位になっていた。(c)


         ◆

著作権も有るので、
失敗にまつわる 私の反省など・・



一、習練不足

  普段から、色々と幅を広げるような、訓練なり、
  研究なりが不足しているためか、
  物事の奥に潜む危険性に気付くのが遅かったり、
  予想すら出来ていない。



二、煩悩・想起

  囲碁では、プロ棋士であっても、
 『打ってて楽しくなってきたのかな(笑)』
  というような、安易な着手があるそうだが、
  禅で言うなら、煩悩・余計な考えが入り込んで、
  つい、それを試行してしまう。

  ・・大体において、正しい事と言うのは、
  一点、それしか無いものであるのだが・・



三、確認不足

  「忙しくて、いちいち確認なんか、してられんよ・・」
  と思う時は、かなり危ない。

  「なにか有るかも・・」と思う段階で、手足を止めて、
  可能性を、全部探ってみるのが無難。

  正しいと結論付けたあとで、すこし進んでから、
  「・・アマかったか。」と思う時もあり、
  まだ、修正が効くかも知れないケースは、
  山のようにある。


  確認・考慮の時間を、ジックリ取るようにしても、
  一日で多くても、総計・+30分くらいだろうか。


         ◆

きりが無いので、この辺で・・〆