A社

名称は出さないが、
とある金融機関は、
いわゆるドブ板営業も辞さない構えで、地域密着し、
経営者としては、幼稚園クラスの 我がまま社長に対しても、
経理ソフトの使い方のイロハから、
営業先の絞込みや営業のかけ方まで、指導している。

『そんな細かい所まで、やってたら身が持たんぞ・・』
と言いたくなるくらい、頑張ってる。



         ◆


B社

お上に出資してもらった、とある銀行。
ここの経営陣の目付け役・ご意見番は、
銀行経営とは関係の無い、知事選抜の畑違いの人間。

( 経験不足な上に、
 お上意識の抜けないコスト意識の無さが報道されている。)



元々は、貸し渋り・貸しはがしの緩和目的から、
会社設立の運びとなったのだが、
事前のマーケティング・先行き見通しの甘さから、
数値目標は、大きく外れ、下方修正される事に。

( 他の銀行が、必死にやっても伸び悩んでる実態の中、
 そんな数値目標は、夢でしか無い・・
 そんな事ぐらいは、肌で分かりそうなものだが・・)


この赤字銀行は、
累積損失の四割が、人件費や維持費
数年前に、海外で立ち直ったとある銀行は、
この二点に絞って再建したのだが、
そうした事すら、知らずに経営してたのだろう。


この失態を受けて、議会質問での
某知事いわく、
『もし、わたしが経営してたら、もっとウマくやってましたよ(怒)』

赤字会社の社長が、経営幹部に言う台詞と、ソックリ同じ。

具体性・ゼロ。

こうなるともう、恥を知る事から学ばねばならないだろう。


通常、こんな状態になったら、
何とか利益をひねり出せないか、
死ぬほど考え、何でも実行するモノなのだが・・


これが、民間企業だったら、
謝罪会見では、
頭を丸めて、深々と頭を下げて、
一言も言い訳出来無いところである。

<(_ _)> ペコリ


赤がふたつ