古森係じゃなくなって。

久しぶりに帰りの時間が合いそうな放課後。
待つのは得意だって言ってた古森くんの姿を見つけて嬉しくなった。

あれ…っ、と、今の古森くんのクラスメートがバスケに誘いにきた。空気読まないワケではないけど特に遠慮もしない後輩に引きずられるように古森くん持っていかれちゃいました。
おっと、気まずい展開。古森くんの中の特別な友人のつもりだった自分に気がついてなんかなんか前が見えない。

なじんでる古森くんの様子はとても安心していいはずなんだけど。

嫉妬、ですか。
髪をさっぱりと切ってしまった古森くん。

明日は学校に行くって言ったらお父さんがチョキチョキしてくれたんだとか。デイジーは思わず「ビミョー?」と言ってしまいます。

私も長めの髪の古森くんが好みだったのでちょっとびっくり。

でも、なんか男同志の荒っぽい励ましとかけじめとか、心機一転どーんと行って来い!とか、お父さんの気持ちを想像しました。

自分でも気に入ってるワケじゃなさそうだけど、テンション下げないで学校行こう!

教室に入り「こんにちは」って挨拶する古森くん。
「おはようだろ~?」って笑いながら迎えてくれるクラスメート、なんや、めっちゃ自然体。大人やわ~。

結局、単位も足りないので二年生をやり直すことになるから、一学年差ができてしまうのね。

明日から独りで登校できると言う古森くん。「なんでもねことね」と今までのデイジーのお迎えに対する感謝の気持ちを伝えてくれました。
イルカ!

イルカショーは座席によって半端なく濡れたりするけど、古森くんはそういう楽しみ方よりは、じっとイルカの表情見つめてる感じ。

いっしょにいてすごく落ち着きそう。

でもショーに行きたくて走るときにはぜひ手を繋いで欲しいな。ほって行かれると独りで帰りたくなりますぞ。

デイジーは私よりずっと気配りの人なのでそんなこと言わないけれど。

今日も夕陽が綺麗で、風がいろんな絡まった気持ちを吹き飛ばしてくれる。

プレゼントは、受け止める側の気持ちで何倍にも意味をますんだね。