ゆでガエルのたとえ話 | ベンチャー企業の元役員のアメブロ

ベンチャー企業の元役員のアメブロ

渋谷のベンチャー企業の子会社2社の役員をしていました。

今話題の「WorkShift」を読んで「ゆでガエルのたとえ話」が心に残っています。

$CyberZで働く取締役のアメブロ-ゆでがえる

画像はこちらから引用。

カエルを熱湯に放り込めば、熱くてすぐに飛び出すが、冷たい水に入れてゆっくり加熱していくとどうなるか?
カエルはお湯の熱さに慣れて、飛び出さない。しかし、最後には茹で上がり死んでしまう。

人は急激な変化には気がつくがゆっくりと変化して行くものにはその変化に気がつかない。
そして変化に気がついた時には、もうお終い、というお話。


個人も組織も社会も地球そうだと思います。

この話を読んだ時に、以前拝見したBCG御立さんの書いた記事のグラフも思い出しました。

$CyberZで働く取締役のアメブロ-米国メディア 変化 ボストンコンサルティング

当初は参入企業数も少なく、変動が少なかったものが、近年、変動の大きさ、スピードともに、顕著に増加しているのが、お分かりいただけるだろう。これは、メディア業界にとどまらず、かなりの数の業界で共通に見られる現象だ。


同時多発する変化がリスクを異常に膨らます
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110720/221571/

組織で言うとこの変化に耐え(対応し)、「変化適応(対応)力」が生き残りのカギと書いてあります。

冒頭にも書いた「ゆでガエルのたとえ話」もそうですが、急激な変化には気がつくがゆっくりと変化して行くものに対する敏感なまでの「変化適応(対応)力」が必要になります。

きっと、このゆっくりとした変化に気づける組織・人っていうのはなかなか希少なんでしょうね。

”気づいた時にはもう手遅れ”という状態だけは避けたいものです。

個人的には「変化適応(対応)力」という言葉自体は非常に好きですが、使い方を間違えると目的や意義無き「五月雨変化」や「継ぎ接ぎ変化」になりカオスをもたらしかねないので、先々の目的や1つ1つの意義が大事になってくるのではないかと思います。

年末も残すところ少しになりましたが、がんばりましょー!