代理事業における期待値グラフ | ベンチャー企業の元役員のアメブロ

ベンチャー企業の元役員のアメブロ

渋谷のベンチャー企業の子会社2社の役員をしていました。

BtoBにおいて顧客との関係性は2つで「お取引をしていない企業」か「お取引中の企業」。

その2つのステータスにおいて代理事業としての立ち位置ですが、表現は別として端的に表すとこんな感じかと。

「お取り引きするまでは顧客に発注してもらうために関係性を持ち、差別化したサービスをアピールする。」

「お取り引き中になってからは、様々な差別化や価値を提供し続け長くお付き合いしていく。」

その際の顧客の期待値をグラフにしてみました。

$CyberZで働く取締役のアメブロ-期待値グラフ

真ん中の点線より左側の「お取り引き」までのパワーが非常に強い企業もあれば、点線より右側のお取り引き後の青色三角の部分のが強い企業もしかり。企業によっても特徴はありますが個人によっても特徴はあります。

この赤い矢印が顧客のあるべき姿を表しているのですが、その先の「顧客のあるべき姿」である将来の話をして、そこから実践に落とし込まれるかが永続的なお付き合いのポイントなのではないかと思います。

顧客はあるべき姿に向けて日々期待値も上がります。

改めて代理事業の意義」というブログを以前書きましたが、代理事業は「事業を代理するくらいまでの支援」が本質的な成功だと感じています。まるで一緒に伴走するかのように。

極論や理想を言うと足元おあずけいただいているご発注は当たり前のようにパフォーマンスをお返しし、その先々にどれだけ時間も思考も投じれるか。一方で現状のご発注に対してマンネリ化をしているようであれば黄色信号です。

それが今後代理事業として生き残る在り方なのではないかと考えています。

「変化に最も対応できる生き物が生き残る」というダーウィンの名言もありますがまさに現状に甘んじず、あるべき姿に向けて変化し続けることが大事なのではないかと思います。

自戒の念的な要素が多く当社もまだまだ研かなければいけないことが山ほどありますが日々精進ですね。