こんにちは、ゆきですニコニコ
  私の職場では今週から仕事始めというお客さんが多くて、すっかりお正月気分も抜けていつもの日常が戻ってきました。

  ある意味非日常的だった年末年始の間に、私の中である変化が起こりました。和菓子ブームの到来です❗
  もともと洋菓子よりも和菓子が好きで、特にあんこには目がありません目

  和菓子ブームが起こったのは、昨年伊勢の赤福本店に行ったことや、年末に京都に出かけた際に北野天満宮の境内にある「長五郎餅本舗」を始め老舗の和菓子屋さんに立ち寄る機会が多かったのがきっかけだったのですか、極めつけが和菓子のルーツを解説している動画を見たことでした爆笑どうも私の琴線は、歴史に敏感なようです(笑)




  このお正月、「花びら餅」という伝統の和菓子を初めて頂きました照れ

  花びら餅はお餅(ぎゅうひ)の中に、赤い菱形の餅を重ねて、味噌あんに蜜付のゴボウをのせて折りたたんだ生菓子です。

  平安時代、宮中では正月に、長寿を願って固いものを食べる「歯固めの儀式」が行われていたそうです。
  その時に行事食として出されたのが、丸くのした餅に小豆の渋で染めた菱餅を置き、白味噌とゴボウをのせた菱葩(ひしはなびら/別名:包み雑煮)で、これを明治時代に裏千家が茶菓子として用いたことで、新年を祝う和菓子として広まったそうです。

  私も花びら餅のことは知ってはいたのですが、今回たまたま年末に訪れた地元のデパートで見かけて買いましたウインクお正月の間しか売られていないので、これまでなかなか出会う機会がなかったんですねえ。

  今回頂いたのは1948年創業の老舗和菓子屋さん、大阪の「福壽堂秀信」の花びら餅です。(3個入税込1,361円)





  可愛らしい形に、白い生地に薄く透けて見える桃色が美しいです✨何だか食べるのがもったいないくらい。
  目で楽しめるのも和菓子の魅力的ですねラブ

  とはいえ、花びら餅を前にして戸惑ったのが食べ方驚き
  上菓子だし、やっぱり菓子楊枝で食べる?でもお餅って切りにくくて難儀するよね?...悩んだ末、手づかみでいきました(←おい)。

  後日観た京都の番組で、女優の常盤貴子さんが餅生地の京菓子を手で召し上がっていらっしゃたので、お行儀が悪いということではないのでしょうか?泣き笑い

  食べてみると、生地はふんわりと柔らかくてお米の旨みがあり、白味噌あんの甘じょっぱさがよく合います。(味噌あん大好きラブラブ)甘みがあって柔らかいゴボウの豊かな香りもアクセントになっています。このバランスが何とも言えない、上品でとても美味ですラブ


  というわけですっかり和菓子にハマってしまったので、これから大阪や京都を中心にお店を開拓しようと意気込んでますニヤリ
  私の住む大阪にはかの千利休の故郷にして和菓子のメッカ・堺があり、お隣の京都には老舗の和菓子屋さんが数多く存在します。京都の和菓子のガイドブックに掲載されている店舗だけでも80軒あるので、おそらく100軒は優に越えると思われます。
  お店探しには事欠かないどころか、まわりきれるかどうかが不安です(笑)

  上菓子のような高級なものだけでなく、素朴なお饅頭やどら焼きに羊羮、おかき、カステラなどいろんな和菓子についてブログに書いていきたいと思っています。
  興味をお持ちの方はぜひお付き合い頂けると嬉しいですウインク