こんにちは、ゆきです。早いもので12月も半分が過ぎましたね。も~ういくつ寝ると♪...と歌い出してしまいそうな気分のなか、お正月の縁起物を買うために京都の北野天満宮に行って参りましたニコニコ




  北野天満宮は、一年間いい学びを得られたことへの感謝の気持ちを伝えるために毎年参拝している私にとって馴染み深い神社ですが、行事のために訪れたのは初めてでした。

  12月13日はお正月の準備を始める「事始めの日」で、この日より大福梅(おおふくうめ)の授与」が行われます。
  御祭神の菅原道真公がこよなく愛した梅は「春告草」ともいわれ、立春と招福を呼ぶ縁起の良い花とされています。

  梅の名所として知られている北野天満宮の境内で調製された大福梅を元旦に頂くことは、平安時代から独自の信仰として続いているそうです。
  この大福梅を元旦の朝、または元旦の祝膳の初茶として飲むと心身の邪気を祓い浄め、一年間無病息災で健康に過ごせるとされています。
(北野天満宮公式ホームページより参照)

  訪れたのは「事始め」当日の、朝の10時頃。大福梅やお正月の縁起物を買い求めてきた人や、修学旅行生などで境内はすでに賑わっていました。
  本殿の門には来年の干支「辰」の絵馬が掲げられています。



  大福梅は授与所で買い求めることができます。 行列はできておらず、スムーズに買うことができましたウインク
  買ったのは大福梅(1袋約6粒)とお屠蘇、守護縄と祝い箸。私は単品で買いましたが、大福梅1袋・祝い箸5膳・守護縄・屠蘇1袋・清め塩1袋がセットになった「ことはじめセット(3,000円)」も販売されています。
  お正月に開封するまで、中身を見るのは楽しみに取っておくことにします照れ



  ここ数年、12月は何かとバタバタしてそのまま新年を迎える...ということが続いていたので、お正月の準備をするのは一年のけじめをつけるのにとてもいいことだと改めて思いました。これも素晴らしい日本の文化ですね✨

  ご本殿をお参りしたあと、バスで次の目的地の「みやこめっせ(京都市勧業館)」に向かいます。ここでは12月13日と14日の二日間、「京料理展示大会」という催しがありました。








  「京料理展示大会」は今年で開催117回目を迎える、京料理の祭典です。
  老舗の料亭をはじめとする、京都で名高い数々の日本料理店の料理が一同に展示されます。季節の食材や色とりどりの器を使った、まさに豪華絢爛!芸術的な料理に魅了されます✨


  しかしその中で一番目を引いたのは、老舗の仕出屋「矢尾治」さんの精進料理ラブ
  高級感のある特別な美も勿論素晴らしいのですが、それよりも日常の中にある素朴な美しさに魅力を感じます。民藝が好きなのも、そういう理由なんですよね。



  京料理の展示の他に、京都で屈指のプロの料理人による京料理教室や、「式庖丁」という平安時代から行われてきた食の儀式も観ることができて楽しめました照れ


  京都にずっと行きたいと思っている老舗の料亭が何軒かあるのですが、敷居が高くて未だ行けていません悲しい
  なので、頑張ってその敷居を跨ぐことを来年の豊富にしたいと思います(笑)その時はこのブログに書くので読んでやって下さーい爆笑