こんにちは、ゆきです。最近だしに関心があるとちょこちょこお話していましたが、本屋でこちらの本を見つけて、いよいよ自分でだしを取るところまできました(笑)
  先日「からほり きぬ川」さんの記事で触れた、大阪の空堀商店街にある「こんぶ土居」さんのレシピ本です。


 



  簡単簡単と言われつつも、何故かハードルが高いと感じてしまう「だしを取る」という作業。  手間がかかるというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
  私も何年か前から、だしの素など化学調味料を使うのは止めて「水だし」を作るようになりましたが、だしを取ることは数回しかやったことがありませんでした。なので、今回改めて挑戦してみることに。



  まず昆布12gを水1リットル弱に一晩浸けておきます。容器は水出しコーヒーのもの。昔、コーヒーを挽くのにハマって買ったのですが、程なくして家でコーヒーを飲まなくなり、未使用のままオブジェと化していました。まさかこんな形で陽の目を見ることになろうとは...(笑)。冷蔵庫の扉ポケットに入れられるので便利だし、フィルターも付いているので水だしにも使えそうです。

  翌朝、水と昆布を鍋に移して火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出して完成...何て簡単(笑)これだけでも使えますが、今回は鰹節との合わせだしを作りたかったので、その鍋に昆布と同量の混合削り節を入れて2~3分煮て火を止め、目の細かいザルで濾しました。
  鰹節以外に、椎茸やいりこのだしと組み合わせるレシピもあります。




  だしを作っておくと、お味噌汁はもちろん、煮物やおひたし、酢の物にも使えます。(こんぶ土居さんの本には、洋食のレシピも載っています)
  でがらしの昆布は細切りにして冷凍。量がたまったらきんぴらや佃煮にしたり、和え物に入れたりと幅広く使えるので便利です。

  ネットで調べてみると、鰹節は火を止めてから入れて自然にだしを引く、10分以上煮立てるなどのやり方があり、だしや鰹節の種類によって使い分けるようです。

  昆布にも日高昆布や長昆布、羅臼昆布など種類があるので色々試してみたくなりました。
  今度「こんぶ土居」さんで買った真昆布と、先日お取り寄せした「金七商店」さんのクラシック節で一番だしを作ってみたい...高級な素材同士、どんなお味になるのか楽しみ(*´ω`*)うふふ。

  だしを取っていると時間を丁寧に過ごしている気分になれ、何より香りに心が癒やされました。まるでアロマのよう(笑)
  健康にも良いし、リラックスタイムにもなるので、これからも「だし生活」を続けようと思います!