都心で飲食店をやっている友人が某産地から美味しいトマトを取り寄せているビックリマークと言っていたのですが、現場視察に行くというので同行させてもらいました。

まぁ今の時期はどこの産地でもハウス栽培になるのですが、中を見学させてもらって気づいたことが・・・

花に赤い液体を吹きかけた跡があせる

これってトマトトーンなどのホルモン剤を吹きかけた目印として、よく農家さんがやる方法なんです。

オマケで行ったからツッコミませんでしたが・・・これで「うちのトマトは美味いビックリマーク」と高値で取引しているのはどうなんかなはてなマークと疑問に思ってしまいました。

実際に食べてみましたが、オイラは200種類以上の(産地&種類含)のトマトを食べているので、ぶっちゃけの感想は普通だと思いました。値段&送料を出してまで取り寄せる価値はないと思いました。


着果、肥大、熟期を促進作用を有する植物ホルモン剤で知られている「トマトトーン」ですが、メリットとしては低温時や日照 不足の際の着果を安定させるため、促成、半促成栽培における収量確保に役立ちます。果実の肥大および熟期を促進する効果があるので、品質の向上と収量増加が期待されます。

しかしトマトトーンはパラクロロフェノキシ酢酸を0.15%に薄めた合成オーキシンです。フェノキシ系除草剤と同様の成分ですから、散布の際の注意点を読んでもらえばわかりますが、人体には有害な物です。

友達のトマト農家さんが以前、試験的に使用しましたが味が落ちたという理由で現在はマルハナ蜂を使って受粉させ着果する数を増やしています。



市場の相場については厳しい現状だったりする事も承知しています。今のスーパーの状況と同じで安かろう、悪かろうでは長続きせず、大手には勝てずに個人スーパーや資本の少ないスーパーが潰れると思います。それでも「質より量」で良いのでしょうか!?

使用する、しないは自由ですが、どういう作物を目指しているのか?という事を忘れずに栽培してほしいと思います。
ちなみにオイラ的には慣行栽培は慣行栽培で良いと思っており、無農薬栽培には限界がある事も自分の菜園で実験して実証済みですから、無農薬=良いとは思ってません。

最近、市場には入荷されていませんが、ある経由で入手して茨城県の会社として販売しているミニトマト4種を食べ比べしてみました。
イエロー1種、赤いの3種ですが色んな人に試食させると・・・

みんな通ぶって「これは甘味が強い」「これは酸味が強い」「これは1番。これが2番・・・」など、それぞれ評論家のような口ぶりが面白かったです(笑)

オイラ的にはイエローが一番バランス取れてるかな~と思っていましたが、オイラ的に一番普通っぽいのが美味しいビックリマークという人もいたので、好みも人それぞれやな~と実感しました。

来月くらいには夏野菜の苗作りを始めようと思います。うちのミニトマトは毎年、めちゃ甘いビックリマークと大好評ですグッド!

トマトは害虫があまりつかないので無農薬で栽培していて、ポイントは肥料に○○を使用しています(それは内緒w)

連作障害が出ないように今年はトマト少なめの予定ですが、欲しいリア友さんは早めに連絡してくれればギフトで差し上げますよんグッド!