去年の11月中旬に定植した玉ねぎです。
最近続けて雨が降ったおかげでグングン育って
います。
いい感じです。
先日まいた肥料がよく効いています。
…
玉ねぎといえば、さんざん教室でも話題になるの
ですが『保管時に腐る』という相談を多く受けます。
長期保存ができないということです。
なぜ腐るのでしょうか?
色々な人の相談を受けていてわかったのですが
大きく分けて2つの理由が見つかりました。
今日はその話をしようと思います。
まず1つ目は『品種』です。
長期保存する場合は、長期保存ができる品種を選ぶ
必要があります。
長期保存のできる品種を選べば、軒下に吊るしても
すぐに腐って落ちてしまうことはありません。
芯の部分から黒くなって腐ることはありません。
恥ずかしい話ですが、私はこのことをつい2年前
まで知りませんでした。
それなのに、こうしてあなたに教えているなんて
ちょっと気が引けますが、意外と多くの人が
このことを知らないので話を続けます…
長期保存のできる品種は、『中生』~『晩生』の
品種が良いです。
品種にもよりますが収穫後5ヶ月~10ヶ月保存
できます。
私は一番最初の写真で写っている『OK黄』という
タキイ交配さんの品種を栽培しています。
昨年の11月中旬に植えて収穫が6月くらいに
なります。
収穫後は約6か月保存ができます。
もし、もっと長い期間保存したい場合は、晩生の
『ネオアース』という、これもタキイ交配さんの
品種ですがコレを選びます。
これは収穫時期がOK黄よりも少し遅くなりますが
最長で10ヶ月の長期保存ができます。
それに対して『早生』は?というと…
保存期間は3~4か月と若干短めです。
なので、栽培する玉ねぎの品種を決める時には
次の2つの選択を基準で選んでください。
玉ねぎを選ぶ基準:
①長期保存をしたいか?
②早く食べたいか?
長期保存をしたい人は、中生~晩生の品種を選び
ましょう。
早く食べたい人は、早生の品種を選びましょう。
…
明日は玉ねぎが長期保存できない原因の2つ目の
理由を話します。
これがかなり重要です…
では。
べじまにあ