課外授業です。 | 化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

2013年7月から近所の耕作放棄地を再生して、農薬や化学肥料は使わない『炭素循環農法』で野菜をつくりはじめました。畑の様子や、無人販売の様子、野菜の作り方などを情報発信して行きます。

べじまにあのブログ

先日、教室受講者の児玉さんの畑でジャガイモを
植えてきました。

この畑は児玉さんがつい最近借りた畑です。

家庭菜園初心者の児玉さんだったので、私達が
一緒に手伝いました。

私たちというのは、私と私の先生です。

周りにビニールがしてありますが、これは
児玉さんが雨でドロドロになるのを防いでいて
くれたそうです。

話によるとこの場所は大雨が降ると水に漬かる
もの凄く水はけが悪い土地だそうです。

良い土は水はけが良いのですが、それ以上に
この場所の場合、大きな要因がありました。

具体的に話すと長くなるので簡単に話しますが

『高低差の関係で水がどうもココに集中する』

みたいです。

このような場合は、溝を切って低いところに水を
流すようにしなければならないのですが、ここの
場合は市民農園なので周りの人と協力しなければ
できません。

解決するのに時間が掛かります。

とりあえず今回は、ジャガイモは水に漬かると
腐りやすいので高めの畝に植えました。

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イモとイモの間に配合肥料と鶏糞を置きました。

教室では発酵する要素のあるものを土の中に
入れるのは怖いよと言っているのですが、今回は
入れました。

理由は、浅いからです。

酸素が入るので悪い発酵を防ぐことができます。

みんな深くに入れてしまうので、これが悪さを
始めます。

それについてはまたゆっくり話しますが
簡単に言うと腐る可能性があります。

発酵と腐りは違うんですね。

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ジャガイモたちに土をかけた後に腐葉土を
土の表面にまきました。

腐葉土が飛ばないように薄く土をかけています。

ビニールマルチはやりません。

とりあえずこれで約1か月後の芽かきと追肥まで
ほったらかしにします。

また順次この畑については報告します。

では。


べじまにあ