今日は袋かけ~♪
ブドウちゃんの実も弾力が出てきました。
袋かけは、ブドウの実を病害虫から守り、色や表面を美しく仕上げるために行います。
お?2種類の袋が用意されてます。
ひとつは、よく使われている白い袋。
もうひとつは、青い色で少し厚めの紙の袋ですぞ。
青い色の袋は、紫外線を約80%カットする材質の袋だそうです。
紫外線をカットすることで、ブドウの実の仕上がりがどう違うのか・・・実験です。
ということで、私たちの木の半分を紫外線カットの青い袋、もう半分を通常の白い袋にすることにしました。
できあがりが楽しみです。どう違うのかしら・・・
さて、袋かけ作業開始!
・・・の前に、摘粒のチェック。
内側に入り込んで、これ以上大きくなれない粒、ほかの粒の成長を邪魔してしまう粒があったら外します。
で、整ったところで袋かけ~
なるべく実に触れないようにそぉ~っと・・・
すっぽり入れたら・・・
袋の口を折りたたんで、片端側に入っているワイヤーで閉じます。
できた♪
こんな感じで1房1房大事に袋かけ作業を行いました。
そしてまた、伸びた芽を切る摘芯作業も行って、本日の作業終了となりました。
でも・・・んんん??
なんだか枝が黄色いぞ?
私たちの木だけ?枯れてきた??・・・とちょっと心配。。。
大丈夫。
これは、『登熟』といって、若い枝が木へと変化していくところだそうです。
みずみずしい緑色だった枝は、黄色くなって、硬くなってきていました。
ブドウの実も日に日に成長して変化していくように、木も成長して変化して、冬を迎える準備を進めているんですね。
すごいなぁ・・・えらいなぁ・・・
★★★ お ま け ★★★
先生が手に持っているのは、何の処理もしていないシャインマスカット。自然のまま。
これまで、ひっそりと葉陰に隠れて、摘房も摘花もジベレリン処理もまぬがれてきた子です。
デカい!
私たちが食べている部分はこれの下3分の1くらいの部分でしょうかね。
ジベレリン処理をされていないので、種が入っていました。
この子は、先生に容赦なく切り落とされましたが、もう1房見つけた無処理の子は木に残しました。
どんなブドウになるかな~?
ちなみに、その子もちゃんと特大の袋をかけてもらいましたよ。
ベジフルコミュニティいばらき
とみおかけいこ