久々の産地見学・勉強会でした
「ブルーベリー産地見学会inつくば」
7月8日（日）15：00～17：00頃
小川ブルーベリー園（つくば市山中）
総勢１６名の参加となり、お子さんも一緒にブルーベリーの勉強
まずは、園主の小川さんの奥さまより、ブルーベリーの種類、分類、栽培適地などについてお話いただきました。
ブルーベリーは、樹高や栽培に適した気候、実の大きさや糖・酸度、皮の厚み、色素の含有量など、非情に様々で、この日は最も多くの品種に出会える時期となりました。
小川さんは、１５年前より、栗畑の一部をブルーベリーへと切り替え、観光摘み取り園として経営をされていらっしゃいます。
つくば市は、全国的にも有数の面積を誇るブルーベリーの一大産地です。
苗木やピートモス、ネットなど初期投資が非常に高額で、原価の回収までに何年もかかることや、摘み取りの手間がとてもかかるために、経営の大変さについても教えてくださいました。
実際に、市や県の補助事業によって導入した農家さんが、経営に結びつかずに数年で廃業された例なども多数あると伺い、また、とても高齢者にはできない作物なので、自分たちも60歳になったら引退を考えたい、とも仰っていました。
近年、県内各地で、ブルーベリーの苗木補助事業などが広がっているので、これからのブルーベリー、そして農業経営について大変考えさせられる機会となりました。
そして、生活者が気になる「健康」についても、今わかっている事を教えていただきました。
目の働きを助ける効果、豊富なペクチンによる作用、野生種のブルーベリーとの違いについてなど、ブルーベリーの魅力がわかりました。
日々の生活習慣の中にブルーベリーを始めとして季節の果物を食べる機会が増えると良いですね
メモを取って、写真を撮って、食べて・・・と大忙しのメンバー
梅雨明け直前の蒸し暑い日でしたが、夕方からの勉強会ということで、とても心地良い暑さの中でブルーベリーに囲まれて幸せな時間でした
勉強会のご褒美に、特製のブルーベリーアイスをいただきました
小美玉の食品公社に委託して作っているそうで、ミルクの味もとても美味しく、そしてごろごろと贅沢に入ったブルーベリーに皆舌鼓を打ちながら、子供たちも大満足
勉強会終了後には、皆自由解散をして、そのままカゴを持って園内に散って行きました。
（解散していない！？）
それぞれに、生食用、ジャム用、と食べて気に行った木から摘み取りをして、量り売りで購入。
１人1人が夢中になって園内に散っていて、たくさんのお持ち帰りをされていましたね。
皆さんの食卓にはどのように登場したのですかねー？
我が家は、母が作った超簡単！超贅沢なシャーベットをいただきました。
≪作り方≫
ジップロックに洗ったブルーベリーを入れて、軽く潰して、三温糖を適量加えて揉みながら溶かす。
牛乳を加えて揉み、チャックをしめて冷凍庫へ。
凍り始めたら、数回取り出して揉みほぐす。良く凍ったら完成
すっかりこれにハマった母は、翌週も摘み取りにお邪魔していました（笑）
そのおかげか、ここ３週間ほどブルーベリーを食べ続けていて、なんと！病院で検査を受けたら、今まで別の病気の治療の副作用で数値が高くて、下げられなかった血糖値が半分に下がっていて、先生に何をやっても下がらなかったのに！と驚かれたとか！！
明確な根拠はわかりませんが、豊富に含まれるペクチンやアントシアニンによる影響かもしれません。
果物は血糖値の上昇を押さえてくれたり、実は太りにくいとも言われていますので、是非是非食べていただきたい！！
私事でしたが、ブルーベリー勉強会のおかげで、家族がブルーベリーに夢中
是非、みなさんの感想も教えてくださいね～
関東のブルーベリーは、８月いっぱいまで、晩生の品種が採れます。
夏休みに、ブルーベリーの摘み取り体験はいかがでしょうか。
茨城にもたくさんの農園がありますので、遊びにきてくださいね
以上、勉強会の報告です。
ベジフルコミュニティいばらき
野菜ソムリエ まゆ