梅雨も明けて、暑い暑い夏がやってきました!
お味噌汁をいただくことで、汗で失ってしまったミネラルも補給!
夏バテしないように、上手に野菜たっぷりお味噌汁をいただきましょう(・ω・)/
~今月のコラム~
ナス
私たち関東出身者が「ナス」と言えば↑↑
一般的に中長ナスと呼ばれるこの形をしたものです。
↑こちらは、去年の我が家の畑より♪(水ナス、ゼブラナス、白ナス)
日本全国で栽培されているナスの種類は非常に多く、私たちが普通にナスと呼んでいる中長ナスの他に、最近関東でもお目にかかれるようになった関西の水ナスや丸ナス(加茂ナスなど)、九州の長ナスといった日本各地の在来種類の他、米ナス、イタリアのゼブラ模様や白いナスなど、種類は実に豊富です。
最近は、アクが少なく甘みのあるナスはサラダでも見かけるようになりましたよね!
みずみずしくて美味しい!!
茨城県は、実は夏・秋ナスの収穫量も大変多い県です。
H23年度の統計資料によると、全国5番目。
1.高知県 33,700t
2.熊本県 31,000t
3.群馬県 22,100t
4.福岡県 21,800t
5.茨城県 17,300t
(平成24年4月26日公表/農林水産省)
四国・九州地方のナスの出荷が冬・春に多いのに対して、関東地方のナスは今が真っ盛りです。
茨城では、「奥久慈なす」が京浜市場にブランドとして流通しています!!
最近では、農研機構が育種した新品種「あのみのり」 の作付けも増えています。
栄養価としては、ほとんどが水分ですが、カリウムや食物繊維を含みます。
果皮の濃い紫色は、抗酸化成分「アントシアニン」の一種“ナスニン”です。
アントシアニンは水溶性なので、煮汁や漬け汁に溶けだしてきます。
漬ける時には色鮮やかに仕上げるためにミョウバンや鉄釘を入れるのはそのためで、色素の色が安定して色ムラを防ぎます。
調理する際にも、油で素揚げすることで、色素の流出を防いで色を保つので、天ぷらなどは見た目にも美しい!訳です。
抗酸化成分をいただくには、皮ごといただくほうがベター。
ですが、焼きナス、蒸しナスも、甘みを引き出してくれて美味しいんですよね。
どんな料理に使おうか、毎日が楽しみですね!
さて、どんなお味噌汁に変身するでしょうか!!
今月も、みなさん、楽しいお味噌汁レシピ、宜しくお願いします(^∇^)
ベジフルコミュニティいばらき
野菜ソムリエまゆ