大好きいばらき県民まつり
「野菜ソムリエのベジフル亭」
<準備編>に引き続いて、ジュニアマイスター坂本さんより当日のレポートです。
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今日一日、お天気がもってくれるといいなーと思い、曇り空の中スタートです。
ソムリエのエプロンをするのも、三度目になりますが、気持ちがピシッとしますね。
お店の名前は「ベジフル亭」です。
茨城のたくさんの野菜、赤く色づいたブルーベリーの葉を飾ったり、お寿司に使った材料を書いたボードを配置したり、とってもいい雰囲気になりました。
前々日から、みんなが仕込んでくれた材料で、ちらし寿司を仕上げていきました。
2種類のお野菜いっぱいのちらし寿司です。
「鳥そぼろと根菜ちらし」
1つ目は透明なカップに、散らし寿司、酢飯、と交互に入れ、その間に、角切りのさつま芋を加え、きれいな色の層にし、一番上の飾りには、サンチュ、胡瓜、鳥そぼろ、海老、いちご、ガリを飾りました。
「鮭いくらと根菜ちらし」
もう、一方はサンチュ、海老、いくら、シャケ、ガリの組合せにしました。
どちらも、彩りがとっても鮮やかで、まるでパフェのようです。
そして、試食してみると、食べるたびにいろいろな味のハーモニー、食感が楽しめ、さらに感動でした。
9時半過ぎになると、お客さんも入り会場も賑わってきました。
私達のブースの周りにも茨城の美味しい物産のお店が数多く、また工芸品などの出展もありました。
私達のベジフル亭に来て下さった、お客さんのほとんどの方は、何が売っているのかしら?と思って近づいてきて、お寿司ということを知り、びっくりしたようです。
「お菓子だと思ったわ」、「こんなかわいいお寿司見たことない」「野菜もいろいろ入っていて体にもヘルシーでいいわねっ」「茨城はおいしい野菜がとれるんだよね。」などと、言ってくれました。
また、お子様を連れたお母様方には「家でもこんな風に飾りつけをしてお誕生日会やホームパーティーなどをしてみようかしら」という声も耳にしました。
お年寄りの方も「この分量も食べやすいし、何より野菜がたくさん入っているからいいね」と言って、喜んでいただきました。
この、見た目からか、若い女性や、小さいお子様と親子さんなどの評判は良かったです。
また、一つ食べて美味しかったので、またもう一方のお寿司も買いに来て下さったお客さんもいて、本当嬉しかったです。
そんな、楽しいお客さんとの会話で、時間はあっという間に流れていきました。
残念なことに、終了、一時間前から、雨が降り出しました。
しかし、私にとっては地場の素材でお寿司を提供でき、しかも、ここに住む茨城の方々と交流をもてたことが、何よりの時間でした。
ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター
坂本 恵美子