プランドハップンスタンス(Planned Happenstance)「計画された偶然」
今日は3月末で離れる大学で送別会をしていただきました。盛大な送別会をありがとうございました。久々の対面で嬉しかったです。大学では4つの部署を経験し、任期満了になるたびに送別会をしていただきましたが、今回が最後の送別会(のはず)です。2011年10月3日にキャリアセンターのカウンセラーからスタートして13年半です。5か月の派遣のはずが、まさかこんなに長くお世話になるとは思いませんでした。そして、教員・研究者になるとも思いませんでした。13年半取り組んだ大学の業務は1年前に合格した博士論文に凝縮されており、また博士論文は大学院での学びと企業での勤務経験がなけれ書き上げることが出来ないものでした。最近、上記の話をキャリアの専門家の皆さんにすると、プランドハップンスタンス(Planned Happenstance)を聞いているようだとフィードバックを受けます。プランドハップンスタンスとは「計画された偶然」と訳され、スタンフォード大学のクルンボルツ博士が「キャリアの8割は偶然の出来事で決まる」と偶然の出来事の重要性について説いた理論です。私としては、単純に流れに任せてきたら、こうなったというだけでしかないのですが、大きく目指すものは変えていないので、やはり「計画された偶然」なのかもしれません。4月以降も、これまでの経験と研究を活かして、大学で学生のキャリア支援に関わる仕事をしていきます。