平山一政氏の50℃洗いと70度蒸し
去る4月11日、別府市鉄輪にある「富士屋Gallery一也百(はなやもも)」にて
平山一政氏の講演会がありました。
野菜を洗う温度、また蒸す温度をコントロールすることで
素材の持つ旨みを増加させ、臭みを抜き、鮮度を長く保つ・・・・と言うものです。
まずは、美味しさと温度には大きな関係があるのではないか
との疑問から出発したいきさつをはじめ
何度も重ねた研究内容、使う道具の工夫などのお話を聞きました。
そのあとは、実際に何種類もの食材を洗ったり蒸したり・・・。
キャベツや椎茸などの野菜をはじめアサリや冷凍のホタテまで・・・・。
参加者からはそのデモンストレーションを見ながら、いろいろ質問も飛び交います。
さて、その後は試食です。
実際にその場で行われたものと事前に準備されたものなど
テーブルにはいくつもの食材が並びました。
時間は多少下がりましたが
参加者の皆さんの熱心さから来るものだったのでしょう。
最後に、
「この50℃洗いと70度蒸しは研究応用が始まったばかりで
まだ広く知れ渡っていないのが実情です。
効果や可能性についても研究データが充分でなく
初期に出版された著書の中には
現在の研究結果からとは違った記述もある」
ということです。
日々更新されていくであろう平山氏の研究については
今後も発信され続けるであろう情報を注意深く収集していきましょう。
試食とはいえ、テーブルに並んだ数々。
お腹いっぱいになりました~~!!
岩城