コレステロール値などへのビタミンDの効果 | 最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

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病院で健康相談を担当するベジタリアン栄養学博士が科学的根拠を基に栄養学と医学的トピックをお知らせします。
みなさまの健康への一歩を応援します。

もうすぐ、年度末、そして、4月になれば、新年度が始まり、健康診断を受ける人もいるかもしれません。

 

健康診断で良く耳にする、気になる数値と言えば、

 

総コレステロール、

LDL-コレステロール値です。

 

 

 

そう、このコレステロール値改善にビタミンDが良いというのです。

 

ビタミンDと言えば、

 

カルシウム骨の吸収を良くする、

日光浴晴れで体内で作られる栄養素、

 

ということが良く知られています。

 

 

ビタミンDの働き、ビタミンDを日光浴から効率よく得るための関連要因などは以下のサイトをご覧ください↓

 

 

 

 

最近の新型コロナ対策では、免疫強化にも一役買っている、と言われ、注目を浴びているビタミンです。

 

 

 

対象者3431人、41のビタミンDの介入研究をメタ解析したところ、研究終了時点、平均で

 

総コレステロールは―0.17

LDLコレステロールは―0.12

中性脂肪は―0.12

 

改善した、ということです。

 

 

この時のビタミンDの摂取量ですが、

 

20~6000IU/日(0.5~150μg/日)

 

実施期間は約76%が

 

6ヶ月未満(2~6ヶ月)ということです。

 

 

 

ビタミンDの働き、ビタミンDを日光浴から効率よく得るための関連要因などは以下のサイトをご覧ください↓

 

 

 

ビタミンDは魚やレバーなどに多く含まれます。

 

ビタミンDの植物性の供給源は、

 

きくらげ、干ししいたけ、舞茸などのきのこ類きのこです。

 

乾燥きくらげ 5枚(5g)で  4.3μg 

舞茸(生) 1/3パック(30g)で 1.5μg

干し椎茸 2枚(10g)で 1.7μg  です。

 

あと、日光浴晴れです。

 

日本では、

ビタミンDの耐容上限量(これ以上摂ると健康障害が起こるかもという量)は

 

4000IU/日(100μg/日)なので、

 

過剰摂取に気をつけながら、ビタミンDをしっかり摂りましょうニコニコ