最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

病院で健康相談を担当するベジタリアン栄養学博士が科学的根拠を基に栄養学と医学的トピックをお知らせします。
みなさまの健康への一歩を応援します。

 

何度マッサージをしても繰り返す肩こり。
実はその原因、“首の奥深く”にある小さな筋肉にあるかもしれません。

最近注目されているのが、「頚長筋(けいちょうきん)」です。

 

頚長筋のイラスト:首こり原因の亀首姿勢

 

 


頚長筋とは?

頚長筋は、首の骨の前面にある“インナーマッスル”の一種。


厚さわずか1ミリほどの小さな筋肉ですが、頭を支え、首をスムーズに動かす大切な役割を担っています。

首は7つの骨(頚椎)が積み木のように重なってできており、その上に重たい頭が乗っています。


頚長筋は、その頚椎を安定させながら、前後左右への動きを滑らかにしてくれているのです。

 


あなたは大丈夫?頚長筋の“サボり度”チェック

次の方法でセルフチェックしてみましょう。

チェック方法

上を向いた状態で、頭をゆっくり左右に振ります。

その時に、

  • 痛みを感じる
  • 引っかかる感じがする
  • シャリシャリ音がする

このいずれかに当てはまる場合は、頚長筋がうまく働いていない可能性があるそうです。


頚長筋がサボる原因は「亀首」

頚長筋が働かなくなる大きな原因は「亀首」だそう。

 

亀首とは、首と頭が前に突き出し、背中が丸まった姿勢のことです。
 

本来、頚長筋は頭の重心をバランスよく支えています。
しかし、亀首姿勢が続くと、頚長筋は伸ばされたまま固まり、本来の働きができなくなってしまうのだとか。

 


なぜ肩こりにつながるの?

成人の頭の重さは約5〜6kg。
ボウリングの球ほどの重さがあると言われています。

首を動かす時、本来は頚長筋が頚椎を安定させ、その後に僧帽筋などのアウターマッスルが働きます。

 

ところが、頚長筋がサボると、首の骨がスムーズに動かなくなり、僧帽筋などが無理やり動かそうとします。

その結果、

  • 首や肩の筋肉に過剰な負担がかかる
  • 関節が緊張する
  • 慢性的な肩こりにつながる

という悪循環が起きてしまうそうです。


首の角度で負担は激増!

実は、首は傾くだけで負担が大きく変わります。

  • 0度 → 約5kg
  • 30度前傾 → 約15kg
  • 60度前傾 → 約25kg

なんと、60度前に傾くと約5倍もの負担が首にかかると言われています。

 

スマホを見る時、無意識に下を向いていませんか?

この状態が続くと、椎間板にまで負担がかかり、慢性的な痛みにつながる可能性もあるそうです。

 


首に負担をかけない姿勢のポイント

肩こり改善のために大切なのは、“顎を引く”こと。

PC作業中

  • モニターを目線の高さに合わせる
  • ディスプレイ台を活用する
  • 顎を軽く引く

読書中

  • 本をなるべく目線の高さへ

スマホを見る時

  • スマホを持ち上げる
  • 下を向き続けない

さらに、前かがみ姿勢に気づいたら、10分に1回でも姿勢をリセットする習慣をつけると◎。

「良い姿勢に戻す」を繰り返すだけでも、首への負担軽減につながるそうです。

 


毎日の何気ない姿勢が、肩こりを悪化させているかもしれません。
まずは“顎を引く”ことから意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

また、以下の首の深層筋に効く!「うなずきエクササイズ」は、オーストラリアで開発され、

研究では、5~6週間エクササイズを行うことで「痛みの軽減」「首の動く範囲が広がる」「姿勢の改善」などの効果がでることが確認されています。

座って行うエクササイズ

  1. ひざを90度に曲げて座る ・座面に対して骨盤をまっすぐ立てる ・肩甲骨を少し寄せる
  2. うなずくとき 頭を前に傾けすぎない ・傾けすぎると表層筋が動いてしまう ・うなずくというより、 後頭部を上に引き上げるようなイメージ トレではないので、力をいれる必要はありません!
  3. うなずくときに目線を下に送る 深層筋が活動しやすくなります
  4. うなずいた後は、10秒キープする(難しい場合は、2~3秒から) ・これを1日に10回 行う(まとめてやらず、分けて行ってもOK)

 

 

参考URL