動物の権利運動団体ARMが米国にある酪農施設の内部調査を行いました。
https://vimeo.com/340292407
https://vimeo.com/341795797
https://vimeo.com/341672220
【Fair Oaks Farms】
AMR調査員「あの牛、死にそうだね。彼女はバーガーキングに行くの？」
従業員「ドッグフードだよ。」
コカコーラ社の乳製品ブランドに牛乳を提供しているFair Oaksは、米国でも有数の巨大酪農場です。映像には Fair Oaks 従業員と管理者による違法なマリファナの使用と栽培が写っています。また従業員は子牛を鉄筋で突いて叩き、子牛の口と顔をプラスチックのミルクボトルで叩き、脊柱をひざ蹴りしていました。子牛の顔に焼印、極端な温度、不適切な栄養、獣医診療は無しです。AMRはコカコーラ社に動物福祉の見直しとFair Oaksとの関係を絶つよう要望しています。
映像公開後、3人の従業員が動物虐待の容疑、うち1人が拘留されました。また多くの店がこの製品を店頭から撤去しました。
-23゜F？（-30℃）
【Natural Prairie Dairy】 オーガニック酪農場は動物や環境や消費者に対して、人道的、倫理的な基準が高いと見られています。しかしオーガニック農場だというNatural Prairie Dairyは、スクリュードライバーで突き刺され、蹴られて、引きずられていました。繰り返し乱暴に人工授精されています。映像には、産まれそうな子牛が半分出ている母牛が、従業員から逃れようとしています。しかし従業員は子牛が産まれ落ちたらすぐ子牛と母牛を引き離しました。
https://vimeo.com/353258889
【Strauss Veal Feeds】 AMRスタッフはここの従業員として働きながら調査をしていましたが、撮った写真を見られてしまい経営者から解雇されました。しかし既にAMRには、郡保安官事務所に提出するための十分な証拠がありました。
ここでは赤痢、感染症、熱中症で毎日10から20頭の子牛が死んでいます。子牛は農場からこの施設に来たら8週間、個々のクレートで一日に１８時間を真っ暗闇で過ごします。電気の経費を削減するためです。２日に１度投薬されます。訓練していない従業員が、不正確で不衛生なやり方で投薬していました。
病気の子牛のクレートに、従業員が書いたであろう「NO」の文字が。これは餌も水も与えないという意味です。酷い病気の子牛は、通路を引きずられて放置されて死にます。新しい子牛を迎え入れるスペースを作るためです。
報道 https://vimeo.com/user12159303