実験では、無作為に選んだ3,076人を2つのグループに分けました。

「減らす」グループには「ライフスタイルと食物選択」についてのニュース記事を読ませ、グループで工場式畜産について話し合わせ、肉を減らす人が増えていると強調して、被験者も同じようにするよう勧めました。

「やめる」グループには、「減らす」グループと似たような記事で肉食を止めた人の数を強調したものを読ませ、肉を食べないように勧めました。そしてウォーキングと運動の利点が強調された記事を読ませて、食事や肉の消費については話し合いませんでした。

5週間後、実際に肉を減らした人は「減らす」グループで7.1%(109人)、「やめる」グループで5.8%(89人)でした。また記事を読むことで、これらの問題について話し合う回数が増える、という結果がでました。

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