自分の癌を見せてもらった | ハルコウヤ「ハルナの鳥コウ房」

ハルコウヤ「ハルナの鳥コウ房」

北海道 新富良野プリンスホテル隣ニングルテラス内「小鳥たちの家」のオーナーです。羊毛フェルトで制作した鳥ブローチ中心に販売しています。






前にも書きましたが
鎖骨下にポート入れる手術をした時
めちゃくちゃ痛くて

癌自体に痛みはないし
自分で見ることもできないから

入院するまでそれほど痛い事はなかったのに
なんで入院してからが
こんな痛い思いをしなければならないんだ!

その後の抗がん剤や放射線治療も
それなりに苦しむと聞いてるが
どーにも納得できない!
と思っていました。




今痛いものを楽にしてくれたり
見るからに状態が悪いものなら
多少痛くてもそれ治してくれるなら我慢できる

でも
今たいして痛くないのに
病院で痛くされるのが
どーにも耐えれる気がしない

だからなんとか自分の癌を
自分で見たいのだと
医師に訴えていました。



そしたら先日
先生が別室に呼んでくださり
パソコンの画像と共に
私の癌について
とても丁寧に詳しく説明してもらいました。



前もチラッと見たPET CT画像に加え
内視鏡みたいなので撮った
リアルな画像も。

本当はつるんとしてるはずの場所が
明らかにグシャッとガジャッと赤くただれ
この4センチ大の腫瘍が
もしも目に見える場所にあったら
慌てて病院駆け込むし
治療が痛くても諦められるなぁと思いました。

その悍ましい腫瘍は
いかにも悪性って感じでした。

あんなものが体内で増殖してたのに
それほど痛みがないのが本当に不思議。




最初の市のがん検診の時に
担当して下さった方が
ちょっと見てすぐ
「コレはヤバい」みたいな空気出したのも
画像見て納得しました。




本当はこの目で目視したいんだけども
それは無理だし

先生が次の検診の時にも
また画像を確認できる様にする
とも言ってくれたので

辛くなった時には
保存させてもらった自分の癌の画像を見て
コレをやっつける為にはいたしかたないのだ!
と自分を奮い立たせていきたいと思えました。