皆さん、GWはいかが過ごされましたでしょうか? GWが明けても緊急事態宣言の期間は続き、なんだか疲れちゃいますね。そしてなにより、5連休が短すぎた! なにが「大型連休」だよ! こちとらほぼ毎週5連某の大型連某しとるわ(怒)!! …すみません、取り乱しました。

 

 

さて、相変わらず毎日更新しているYouTubeチャンネル『HIPHOPで学ぶ英語』ですが、5/2(土)から4日間にわたり、ヨシダアカネさんをゲストにお招きし、いろんなお話を伺いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ目の動画のサムネイルでYOU-KIDと僕が『文藝別冊』ケンドリック・ラマー特集を掲げていることからも分かるように、そこにも寄稿されていた方です。アカネさんのことは僕が小説『The Hate U Give』を読んだあと、Instagramでハッシュタグ #ザヘイトユーギヴ で検索し、以下の投稿を見つけて知りました。

 

 

 
 
 
 
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. 【おすすめ本のご紹介👩🏼‍🎓📚】. . おすすめの本や音楽尋ねられるの嬉しいので これからちょくちょく紹介していこかなとおもております みなさま、 今は亡きウェストコーストのレジェンドラッパー、 2pacをご存知でしょうか? 彼のお腹には ”THUG LIFE” というタトゥーが入っていました 今回ご紹介する本は その言葉 ”THUG LIFE” がキーワードとして登場する ヤングアダルト小説でございます ヤングアダルトとはつまり青少年のこと 非常に読みやすく、難しい表現も少ないので 日常的に活字を読まない方も すらすらと読み進められると思います😸 テーマはざっくり言うと「人種意識」かなあ 主人公・スターの目線で語られる物語は ある事件を軸に進んでいくのですが 黒人差別の根深さや複雑さを考えさせられます この作品をわたしがおすすめする理由、それは 黒人たちのリアルな生活を垣間見ることができるから です しかもね、先ほども少し述べたように そういった黒人の暮らしが、 当事者であるスターの視点から描かれる というのが、肝なのです いやいやヒップホップミュージックだって 黒人のラッパーが彼らの目線で 自身の生活を語っているじゃないか とお思いの方もおられるかもしれないのですが 黒人文化用語でボースティングという言葉があって それはすなわち「自慢話」ということなのだけど 彼らはしばしば自らを大きく見せるために 表現を誇張するんですね (これは差別の歴史とも深く関係があるのだけど 今回はこれ以上言及しないことにします) だからまあ 虚偽とまでは言わないけれど ラップの歌詞が彼らの内面をそのまま表しているかと言うと 必ずしもそうとは限らないのです そういうわけで この小説は音楽とは違うと言いたい 要は、わたしたち日本人のような 黒人コミュニティが近くにない、 つまり限られた情報しか得られない者にとって 黒人の人たちがどんな生活のなかで何を考えてるとかって ほとんど想像するしかなくて これまで想像で補っていた 特に内面の部分、 それも極めて核に近い部分まで 詳細に語ってくれているんですね それともう一つ、この本を勧めたい理由として 現代のアメリカの問題をとりあげているから というのがあります これは奴隷制時代の話でも、 公民権運動時代の話でも、 レーガン政権時代の話でもなく、 いまのお話なのです それだけで十分示唆的だし ところどころに散りばめられた今っぽい要素も 共感の種になるのではないかなと思います👀 さて ヒップホップカルチャーオタクなら 一読する価値ありの一冊、 アンジー・トーマス著 『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ ーあなたがくれた憎しみー』 をご紹介しました🙇 ぜひ読んでみてください😽 そして読んだらぜひ感想を教えてほしい😽 #ザヘイトユーギヴ #あなたがくれた憎しみ #thehateugive #littleinfantfuckseverybody #2pac #hiphop #blacklivesmatter

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IGのバイオには彼女のブログがリンクされていたので読んだのですが、これがまた素晴らしくて…チャンネルを始めた当初から絶対いつかゲストにお呼びして話したいと思っていたので、実現できてよかったです! ブログのほうもお時間のある方はぜひ読んでみてください。

 

『HIPHOPで学ぶ英語』チャンネルでは、こういう感じでゲストの方を招いた企画もどんどんやっていきたいと思います。早速今週末にもゲスト回があるかも…乞うご期待! 「こんな人を読んでほしい」などご意見ありましたら、ぜひお知らせください。

 

 

 

 

告知

YouTubeの告知ばかりして僕がライターであることをお忘れの方も増えてきたと思うので、告知です(笑)!

 

洋楽ラップを10倍楽しむマガジンさんに、アブ・ソウル(Ab-Soul)の「Dangerookipawaa Freestyle」対訳・解説を寄稿いたしました。

 

言葉がゆりかごで遊ぶ、 アブ・ソウルのワードプレイを堪能する(Ab-Soul - "Dangerookipawaa Freestyle")|洋楽ラップを10倍楽しむノート|note

 

アブ・ソウルのワードプレイ無双、ただただ圧巻の一言です…ぜひお読みください!