SUMMER JAM出演もたいへん楽しみなJoey Bada$$。

 

 

90年代のニューヨークを彷彿とさせるスタイルが

今、逆に新鮮で人気を博していますね。

 

 

そんなJoeyの韻の踏み方で好きなものがあります。

 

 

とりあえず、こちらのフリースタイルをご覧ください。

 

 

0:35くらいから以下のラインが出てきます。

 

Skinny nigga with a fat wallet

First class seat, right behinde the pilot

(痩せっぽちだけど財布はパンパンのニガ

 ファーストクラスでパイロットの後ろに座ってる)

 

"wallet"と"pilot"の発音はそれぞれ[walit]と[pailət]なので

本来はここでは踏めないはずなんです。

 

ところが、Joeyは後者を[pa:lət]と発音することで

巧みにライムさせています。

 

最初に観た時は、一番最初の韻がこれだったので

「おーかっけー!」ってなりましたね 笑

 

 

Joeyはこのテクニックを"Waves"という曲でも

用いていました。

 

So we pray to the Gods, the Jahs and the Allahs

To keep us safe and watch our lives

(神に、ジャーに、アラーに祈る

 俺らを守って、俺らの生活を見守ってくれと)

 

 

もちろん、[ai]を[a:]と発音するのはJoeyだけでなく

黒人の話す英語では一般的なので、他のラッパーも

すでにやってると思います。

 

 

こういう踏み方って好きだなーっていう、

ただそれだけの記事でした 笑