小学生で初めて観た時には、アクションが凄いなと思ったくらいで
よく分からないというのが正直なところでした。
 
 
てか、15年経った今日観て、特に何も覚えていなかったので
あまり印象に残っていなかったのでしょう。
 
 
改めて観てみると、とても示唆に富んでそうな映画でした。
 
 
「富んでそう」というのは、ちゃんと理解できたか分からないからです。
 
 
 
 
The Matrix (1999)
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印象的だった台詞の一つが、
カンフーの稽古中にモーフィスの発した
 
Don't think you're fast. Know you're fast.
(速く動けると思うな。速いと知れ。)
 
という言葉でした。
 
 
どんなことも自分を100%信じ切れないうちは実現できない、
逆に信じれば何だって実現可能だ、というような
意外とハートフルな台詞なのかなと感じました。
 
 
それ以外にも、そもそもの設定が、我々の生きる世界は
仮想の世界であり、何かを食べて美味しいと感じたりするのも
脳の信号にすぎず、未来のコンピューターが人間を
電池として利用するために作り出した世界だ、というものでしたが、
 
情報が氾濫するこの世界で、何が正しいのか判断が
つかなくなりつつあることを15年前に危惧していた
ということなのだろうと思います。
 
 
そんなときに拠り所となるのが、意外にも
自分の意思みたいなシンプルなものだったり。
 
 
まだまだ分かってない気がするので、
あと4回くらい観てみたいです。
 
 
滝本さんがこれ何回も観たっていうの分かるなぁ。
 
 
 
 
あとこの映画、意外にも英語が聞き取りやすいんですが、
 
Kansas is going bye bye.
 
という意味不明なものがありました。
 
 
調べてみたら、「オズの魔法使い」からの引用だそうです。
 
 
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