はい、今日は、丸長、自分がラーメン人生で一番長く待たされた(という印象の)店。到着してから食べ終わるまでに2時間?2時間半?(外で待ち、中に入ってからも待ち、着席してから注文までも待ち、さらに着丼するまでも待った)かかった記憶があり、さらに味もこのレベルでこんだけ待たされるなら2度と来ません!と、まだ20代前半若造でイキってた私。『つけめんは池袋大勝軒が一番だ!(いわば味噌汁化してましたから)』と信じてましたから。(実際の待ち時間は中村屋とかラー博のすみれとかの方が長かったかもしれませんがね)。

 

そんなお店が自転車で簡単に行ける距離、ランニングで前を通ることもあり、でも昔の記憶があったので再訪はしてなかった。しかし、オヤジさんの体調不良でしばらくお店を閉めており、先月ようやく再開。今のオヤジさんは3代目だそうですが、オヤジさん、奥さん、娘さん3人で切り盛りしてるのでおそらく後継はいないのでは。ということで、オヤジさんが現役の間に一度確認しておかないと、、、と機会を伺ってました。今は週2、3日お休みでお昼(11-3時)のみの営業なので、しばらくお休みしていたことと老舗オールドファン(1時間前から並ぶ)の行動を考えると隙間を見つけるのが難しい。今日は10:30過ぎまで雨振っていたし、その後も雨予報だったので、ここだ!と思い、自転車をとばし10:55着自転車

19人待ち。。。20数席あるはずなのでファーストロット入れると思ったが、コロナの影響か店内15席しかない。。。はい、私が入店したのは11:40でした。が、今はカウンターとテーブルの入替でオペしてるので、着席して5分くらいで注文、そこから15分くらいで着丼だったので(これでも他のお店に比べれば時間かかってますけど)30分はかかると思っていたので早く感じましたてへぺろ

 

メニュー

隣の客はメニューにない“冷し(中華)“を食べてました。

 

大盛つけめん 900円

もう2度と食べないかもしれないので、要らないんですが大盛(350g)にしておきました笑い泣きつけ汁の作り方がかなりレトロですね。調味料を一つ一つ入れながら作っていく。わかってはいますが、丼ぶりに入った砂糖(グラニュー糖?)を結構な量をレンゲですくって、一碗ずつ入れていくのを目の前で見ると恐ろしくなりましたガーン 辛い、甘い、塩っぱい、酸っぱい、など全ての味が(うまく調和されて、、、とかではなく)それぞれとんがって主張してきます。この辺は昔のつけ汁って感じですね。麺は極太ちぢれ麺、なので茹で時間が半端なく長い。で、結構伸びてますね。小麦の香りのする昔ながらのつけ麺です(今の洗練された小麦の香りを嗜んでください!的な小麦の香りではないです)。

 

スープ割り

普段あまりスープ割りしませんが、せっかくなのでいただきました。そうですね、柚子とか入ってないのでとんがったつけ汁がスープで割られてやさしくなった、言葉通りのスープ割りです。
 
歯医者が目白なので、数年に一度のペースで丸長目白店でいただくことありますが、常に麺を茹でてるので着丼が早いし、ヤサイつけめんがあるので食べ応えもあって味も目白の方が好みです。
 
20数年前に食べた丸長荻窪、はっきり言って味は覚えてませんが、おそらく今のものとそれほど変わってないと思われるぐらいレトロな味でした。これがいつまでの行列を成してる秘訣だと思います。丸長荻窪→中野大勝軒→山岸さん→池袋大勝軒という家系図らしいので、ここがなければ私が山岸さんに出会うこともなかったんだなぁ。
 
とりあえず今日はいろんな意味で確認目的だったので、Mission Completed!!