いらっしゃいませ。
 
三重県の伊勢志摩国立公園内
自然療法、代替療法の犬猫医院

開業している獣医師です。

 

先日、某研修会で某病院の院長による新型コロナについての話を聴かせていただきました。
 
院長は田舎といえどもまだ40歳前後です。
 
新コロは風邪と変わらないから、罹ったと思ったら、とにかく早く寝るようにと言われました。
 
栄養と睡眠、水分補給と換気が大切だとのこと。
 
これから冬を迎え、人が集まる時はマスクをし、手を洗い、テーブル等は台所洗剤を薄めた物でいいので消毒し、窓を開け、ガンガンに暖房をして、1メートル離れたら大丈夫なので色んなイベントはするべき、とのことでした。
 
栄養についての詳細は一切ありませんでした。
 
彼は食事の時は喋らずに黙々と食べるようにと。
 
そこまではいいのです。
 
しかし、彼は夕食をたったの5分で済ますと仰ったのです。
 
人氣の院長なので、夕食に取る時間は警察官や緊急救命医のように5分しかないのかもしれませんが、夕食が5分とは・・・。
 
咀嚼をどうお考えなのでしょう。
 
それとも彼は毎食そんなに噛まなくてもいいハンバーガーやお粥でも召し上がっているのでしょうか。
 
まだお若いから病気になっていないと思います。
 
 わたくしは食欲のない動物には飼主さんが口の中でドロドロに噛み砕いた物を与えてみるようにお伝えしています。
 
もちろんペットフードではなく、人間が食べている物です。
 
犬猫が食べてはいけないものは避けますが、肉や魚、玄米、野菜をです。
 
人間の赤ちゃんや犬猫の虫歯の菌は人間が噛み砕いた物でうつると言われていたので、最初にこの方法を親しいクライアントから聞いた時は、ゾッとしました。
 
ドン引きです。
 
薄汚いオッサンが噛み砕いた物を可愛い犬猫に!?
 
と。
 
この食餌方法は昔々に年配の獣医師が教えて下さったとのことでした。
 
しかし、不食、断食、ファスティングについて学ぶようになった時に、いかに消化にエネルギー(カロリーではありません)を使うか、ということを知り、飼主さんが噛み砕いた物を与えるのはビタミン愛療法の1つだと思うようになりました。
 
唾液というものは素晴らしいのです。
 
唾液が汚いとお思いの方は是非お勉強なさってくださいね。
 
 新コロ予防でなくても、食事中はお喋りをせずに、黙々と集中して感謝してしっかり噛んでいただく。
 
これは大切なことのようです。
 
外食産業が盛んになり、お喋りしながら楽しく食べることが当たり前のようになっていますが、わたくしは外食時は口に物を入れて喋れないので、つい途中で飲み込んでしまうので、気をつけないと身体に良くないと思います。
 
又、早食いの人と一緒にいるとつられて早食いになるので、これもマイペースを崩さないようにと思います。
 
大皿料理でゆっくり食べると、あまり食べられず損した気分になるかもしれませんが、大食いして得をすることはありません。
 
かくいう、わたくしもベジタリアンのビュッフェになると、あれもこれも試したくなり、頂き過ぎて倒れたことがありました。。。猛省しました。
 

 

 

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自然療法・代替療法 

はな犬猫医院
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