私が牛乳をやめた日① | vegancats555 ヴィーガンいろいろ

vegancats555 ヴィーガンいろいろ

2017年にヴィーガン生活を始めた
編集・ライター 渋谷けいのブログ。

思いつきで、気まぐれに更新してます(≧∇≦)

私が乳製品を

口にしなくなった理由について、

 

数年前に書いた文章をシェアしますニコ

 

 

*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆

 

 

もともと、肉はそれほど

大好物というわけではなかった。

 

 

アトピーだのニキビだの蕁麻疹だの、

肌トラブルなんでもコレクターだったので、

 

食生活には気をつけていて、

野菜もたくさん食べるようにしていた。

 

 

しかし、乳製品は大好きで

(でも牛乳をそのまま飲むのは苦手だった)、

 

 

チーズだのヨーグルトだの

カフェオレだのを

 

ほぼ毎日摂取していた。

 

 

特にヨーグルトは大好物で、

 

ブルガリアヨーグルト1パックとか、

濃いめの飲むヨーグルト1リットルとかが、

 

1日でなくなることもザラだった。

 

 

 

そんな私に乳製品をやめさせたのが、

ヴィーガンの間ではあまりに有名な

 

ゲイリー・ヨーロフスキーという活動家のこの講義。

 

 

 

 

これを観たことによって、

 

肉を食べることに対する「戸惑い」が

 

明らかな「抵抗」に変わったのは

言うまでもないのだが

 

 

 

終盤(59:41頃)から始まる、

 

牛乳の犠牲になっている

牛の母子の現実に、

 

 

心が破壊するんじゃないかというほど

打ちのめされた。

 

 

この動画を観た翌日から、

 

会社の最寄りのローソンで

毎朝買っていた

 

飲むヨーグルトやカフェオレが

お茶に変わり、

 

 

乳製品を自分から

口にすることはなくなった。

 

 

 

 

僕はステーキよりも、

1杯の牛乳の方が残酷だと思う

 

 

とゲイリーは言い、

 

オハイオ州の酪農場で

撮影された映像を見せる。

 

 

 

酪農場の作業員が、

 

子牛の頭を

ガンガン踏みつけているシーンで

 

それは始まった。

 

 

続いて、母牛の鼻を柵に固定し、

ハンマーで頭を叩き続けるシーン。

 

 

農業用のフォークで、

 

母牛たちのお尻や脚、

乳房、首、顔を突き刺す。

 

 

 

母牛の乳房を、グーで殴り続ける。

 

尻尾を折る。

 

 

産まれたばかりの子牛の

首根っこを乱暴に掴んで、母牛から引き離す。

 

顔を殴る。

 

 

子牛の首を

自分の両脚に挟んで固定させ、

 

 

じっとしてやがれ、クソ野郎

気持ちよくて止まんねんだよ。ずっと殴ってやりたくなる

 

 

と言いながら、

グーで頭を殴り続ける。

 

 

 

しっぽを3箇所折って

尻に突き刺して殴ってやった

 

乳房炎の注射を打ったあと

顔が腫れるまで殴ってやった

 

 

と誇らしげに話す。

 

 

 

今これを書くために

動画を見返しているが、

 

正直言って

ここから先はもう見たくない。

 

 

でも続けよう。

 

 

 

 

必死で抵抗しようとする

子牛に向かって

 

 

俺を怒らせたな。もうチャンスはないぞ

 

 

と言い、子牛を床に叩きつけ、

馬乗りになって顔を殴り続ける。

 

 

顔を床に押さえつける。

 

 

 

こっち向け!こっち向けって言ってんだろ!

さっさとケツを動かせ!

 

と怒鳴り、

 

母牛のお尻や乳房を蹴り上げる。

尻尾を引っ張る。

 

 

 

ムカつくぜ、この子牛め

 

ああ、イライラしてきた。血圧が上がってきたぞ

 

痛みを感じてないって思えば、ずっと殴っていられるさ

 

 

 

ドスッドスッ、カンカン、バスッバスッ、など、

凶器よって音は変わるが

 

男たちがありったけの力で

殴ったり蹴ったりしていることは明らかだ。

 

 

そして最後に

 

 

残虐を捨てよう 乳製品をやめよう

 

 

 

というメッセージが出る。

 

ふう。やっと終わった。

 

 

 

 

映像を見せ終わったあとで、ゲイリーは言う。

 

 

他では起こっていないなんて

絶対に思わないでほしい。

 

奴隷はこのように扱われているんだ。

 

ナチスがユダヤ人をガス室に連れ込んだとき、

彼らが優しかったなんて思う人はいないだろう。

 

 

 

そうそう。

 

こういう残酷な映像やエピソードについて、

 

 

すべての酪農場が

こうだというわけではない

 

 

という人がいる。

 

 

 

確かにそのとおりだ。

でも、だから何だというのだろう。

 

少なくとも、

この映像が事実であることは間違いない。

 

 

 

畜産業、酪農業の現場は

基本的に密室であり、

 

密室で行われていることを知る人は、

一般的にはいない。

 

 

 

そもそも、

 

母牛を強制的に妊娠させて子を産ませ、

母から子を奪い、子のための母乳も奪い

不要な子牛を殺す

 

 

という、牛乳を生産する方法自体が

虐待そのものなのだから、

 

 

その現場に携わる人間が

暴力的になっていくのは、

 

不思議なことではないと思う。

 

 

 

人間は、知らないことに関しては

 

自分に都合よく解釈するものなのだ。

 

 

畜産について

なにひとつ知らないくせに

 

 

食用の牛や豚たちは

きっと

眠るように死んでいくのだろう

 

 

などど、

 

アホ極まりなく

思い込んでいた私が

 

いい例である。