Tour de France終盤戦も最後の最後、
今日の17ステージで、とうとうレースが動き出しまたね。
最強ポガチャルが2週目からずっと2位以下に5分以上差をつけていたとはいえ、
上位、4人は磐石にポガチャルにくっついて行った、この10日間ですが、
とうとう、2位だったリゴベルト・ウランが遅れた!!
そして、ウランを振り落とした上位3位が逃げの選手たちを追い抜き、
最後の登りのデットヒート!
心臓ドキドキしっぱなしだった!
(長かった!)
それにしても、ユンボ・ヴィスマの新人、ヨナス・ヴィンゲゴーは凄えっすね。
今年は、ユンボが自転車を変えたために、勢いを失ったとはいえ
(もちろんビアンキ推しの自分の勝手な解釈ですが)、
ユンボの新人発掘の能力は健在ですよね。
ヴァン・アールトに続いて、トビアス・フォス を発掘してきたかと思いきや、
ヴィンゲゴーがもっと凄かったという!
ビアンキを捨てたとはいえ、高額であらゆるスターを引き抜いてきて強いイネオスに比較すると、
やっぱ応援したくなるチームではあります。
(まあ、ビアンキに乗らないユンボ・ヴィスマにすでに興味はない訳ですが・・。)
ヴィンゲゴーはほぼ単独で磐石に最強ポガチャルについて行ってる唯一の選手なだけでなく、
ポガチャルに少なくともたまに攻勢をしかけることが出来てるのは、現在このヴィンゲゴーだけですもんね。
すげえ。
発掘者ユンボもすげえ。
しかし、ポガチャルの最高な件ですよ。
ポガチャル強すぎてツールが面白くない、って思っている人多いかもしれないですが、
彼のせいじゃない!!
問題は、前半戦で盛り上がりすぎたおかげで、
有力選手が次々と病院送りになってしまったことなのですから。
例えば、あの第4ステージでログリッチとゲラント・トーマスが怪我をしていなければ、
ログリッチをエースにしたユンボ・ヴィスマにヴィンゲゴーのツートップ、
ゲラント・トーマスとカラパスのイネオス・ツートップ
対、
最強ポガチャルですから、
完全にもっと白熱した闘いが見られていた訳です。
ポガチャルの最高なのは、
5分以上差をつけ続けていて、全くアタックする必要がないこの10日間なのにも関わらず、
必ず最後にアタックをかけてくるところですよね!
第一週目の最後で自分が想像した通り、
マイヨジョーヌでも、守りに入らない!
いや、入る必要がないほど、強いのでしょう。
チームはしっかりポガチャルを護っている訳ですが、
ポガチャル自身は攻め続けるという。
あー、たのしい。
ポガチャル最高です。
そんなわけで、
明日の山岳が終われば、明後日のスプリントステージでは総合勢は休んできますから、
見所は、明日と、最後のタイムトライアルのみです。
(マイヨ・ベール勢はどうでもいい。。笑)
断然盛り上がってきましたね。
(頑張って食らい付いてきたカラパスとヴィンゲゴーを
当たり前にちぎってステージ優勝2回目を果たした今日のポガチャルです。)