散々悩んだ末に購入したO.symetricのアウターチェーンリングが、とうとう届きまして、

昨日、早速取り付けをいたしました。

 

昨日の記事では、その後、家の周りを10km走りながら、

何回かスプリントをして、様子をみただけだった訳ですが、

 

 

 

 

今日、いつものコースに出て、1時間ほど走ってみますと、

この楕円リング、結構本当に自分に合っている可能性があると、

 

今ちょっと、ウキウキした気持ちになっています。

 

 

 

 

とりあえず外に出て7km走ってから、

いつもの510m、全開スプリント区間を攻めると、

 

平均速度で47,5km/h最高速度で50,8km/hという最高記録が出ました。

 

 

 

順位は3位になりました。

 

(一位の奴速すぎねぇこれ?オートバイで走ったのか??っていう。笑)

 

 

 

 

 

しかし、昨日も書いたように、

速度が40km/hほど以上に達すると、この楕円チェーンリングにまだ慣れていないのか、

踏むたびに車体がぶれてしまうんですよね。

 

 

そして、ぶれぶれで50km/h以上を出したことが原因なのか、

サイドウォールに結構デカめの石を当ててしまったらしく、

 

 

その後すぐにパンクしてしまいました。

 

 

 

 

 

パンクを修理後、

CO2インフレーターしか持っていないので、

なんとなくあまり空気圧を入れすぎるのは怖い(バーストしたら嫌だし)ので、

ちょっと柔らかめでやめておきました。

 

これ以上チューブもインフレーターの替えもなかったので、

今日はこれ以上リスクを冒さず、

スプリントはやめにして、

平均速度でどの程度いけるかを試してみることにしました。

 

 

 

 

 

結果、これがすごかった。

 

 

まず、かなりの強風だった今日、

 

こちらの地図に出ているように、向かい風と、横風の区間に渡って、

ほぼ全て33km/h辺りを出し続けて巡行ができてしまった。

 

 

 

普段の印象では強い向かい風の中では、

風の強さの違いは正確に測れないにしても、だいたい30km/hキープが精一杯だといつも認識しています。

 

 

 

そして、こちら、追い風のところに入ってからは、

こちらを見てもわかるように、途中で市街地を通過して、パヴェを越えるところで、

時速36km/h辺りに落ちてしまうものの、

 

 

普通の舗装道路では、時速40km/h から42km/hで巡航し続けることができてしまっていた!

 

 

 

 

いや、マジで速いぞ、楕円チェーンリング!

 

 

 

 

 

条件としては、後輪をパンクさせたせいで、

空気圧が緩めにしか入っておらず(帰宅して測ったら5,5barでした)、

転がり抵抗的には不利だったにも関わらずこれですから。

 

 

 

 

多分、全体の平均速度として、余裕をみて計算しても2km/hは上がっているのではないだろうか。

 

 

 

 

 

ボーラを導入した時にも全体の平均時速でみれば、

結局1km/h程度しか上がらなかったことを考えると、

 

 

費用対効果かがものすごい!

 

 

 

 

ボーラ1500ユーロ

O.symetric チェーリング(アウター)100ユーロだから、

 

 

 

ちょっと待て、費用対効果30倍か!!

 

 

 

 

 

 

もちろん、ホイールは、コーナーリングや、乗り心地、反応性などにも大きく変化が出るから、

スピードの伸びだけでは測れませんけどね。

 

 

 

 

 

やっぱり、思った通りで、

175mm という長めのクランクと

楕円リングとの相性は完全にバッチリですね。

 

 

長いクランクの回転面での不利をどんどん回せる楕円リングが補ってくれて、

長いクランクの、トルクのかけ易さが、楕円リングで足にかかる負担を軽減してくれます。

 

 

自分の場合は体が割と柔らかい方で、姿勢はかなり深くても十分に可動域に余裕があるので、

この組み合わせの弱点のもう一点も、自分の体の特性で補うことができるんですよね。

 

 

 

 

楕円リングを使ってだいたい50kmほど走ったことになりますが、

後半はかなりこれに慣れてきて、

 

この踏み込みがえらく滑らかに感じるようになってきました。

 

真円よりもなんか滑らかなんですよね。不思議なことに。

 

 

 

そしてダンシングの感じも同じように滑らかさがあって、

自分のオルトレXR1の滑らかなハンドリングと合間って、

すごく小気味よい、リズム感のあるダンシングができる感じがします。

 

 

この滑らかさは快感です。

 

 

 

 

これから脚の筋肉がこの負荷に慣れて、

踏み込みから抜重のタイミングももう少し慣れたら、

まだまだ伸びしろがあるんじゃないかと、

ちょっと期待が膨らんでしまいますね。

 

 

ビュンビュン回りながら、負荷がピンポイントでくるようになる楕円リングは、

この使い方に慣れれば、また、こういうのに向いている人には、

相当有利に働くような気がします。

 

何しろ速く回っている中では、トルクをかけなくてはいけないポイントがすごく短くくるので、

勢いで踏み続けていけるというか、力をかけてもそれほど消耗しない感じがあるんです。

 

 

 

ちょっと興奮して色々書いてしまいましたが、

これからゆっくりO.Symetricの楕円リングを味わっていこうと思っています。